年末に風邪? インフル? にやられて寝込んでから、ただでさえ少なかった気力ゲージが、かなり吸い取られた感じです。何もやる気が出ないお。。。
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「ITUとか見れば衛星の周波数一覧とか取れるんじゃね?」と思って試してみました。
Space Network List(SNL)のPart Aに検索フォームがあって、周波数範囲とかを入力すれば衛星や地上局をピックアップできます。静止衛星・非静止衛星・地上局のいずれかを選んで検索できます。
キューブサットのUHFの送信を調べたい場合は、fromを430、toを440、Emission、Non-geostationary、という感じでSelectすれば衛星の一覧が出てくるので、右のviewを押せばその衛星の周波数一覧ページが見られます。
例えばXI-IVであればVHFの受信が1個とUHFの送信が2個、それぞれの周波数と帯域幅、といった情報が得られます。
Longitudeの項目は、おそらく静止衛星と地上局のフィルタリングに使われると思われます。非静止衛星の場合はデフォルト値でも出てくるっぽいです。
また、CUTE-IやXI-IV、XI-Vあたりは出てきますが、他のCUTEやSEEDSは出てきません。が、NEXUSはでてきたり、いまいち法則性がわかりません。実用衛星や商業衛星でも、出たり出なかったりです。
Part Aは衛星を選んで周波数を確認しました。
2019年3月19日時点での、周波数と衛星のテーブルは、SNL季刊からダウンロードできます。キューブサットはセクションA4に書かれているようです。もっとも、この季刊はサブスクサービスに移行し、以降はCSVの更新が停止されているようです。また、周波数の範囲も「だいたいこのあたりを使いたいです」という申請をそのまま記載しているようで、例えばXI-IVのUHFは「401MHzから454MHzまで」という感じに書かれてあります。アマチュア帯ですらない…… 「ワーストでここの範囲を放射しちゃうかも」という感じの範囲なのかもしれません。
衛星待ちをしているときに「あれ?なんか受信してるよ?」というときに、周波数一覧からフィルタリングして衛星名を一覧にして、現時点で可視の衛星から一致する名前を探す、みたいな運用をしたいなぁ、と思っていたんですが、少なくともSNL季刊のテーブルは、そういう用途には使えなさそうです。
結局の所、キューブサットの受信をやりたいなら、公式が出してる情報を探すのが手っ取り早いかな、という気がします。まぁ、公式に周波数やプロトコルの情報を公表していて、かつ通信に成功しているキューブサットの数を考えると……
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最近はキューブサットの受信とかやってなかったんですが、久しぶりにNEXUSの運用ブログ覗いたら、角速度大きすぎるんで低消費電力モードで動かしてる、とのこと。4秒で1回転って結構な速度。どうやってスピンアップしたんだろう? これくらいの角速度なら受信強度をFFTに通せば見えそうな気もしますよね。気が向いたらやってみよーっと。なんとなく、ジャイロのオフセットじゃね? って気もするけど、まぁそのあたりの可能性は一通りつぶした上で衛星がスピンしてると判断して運用モードを変えてるんだろうし。
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