
青が物体の数、橙が1週間前との差、赤がTLEのデータ数。
TLEのデータ数は、2015年夏頃をさかいに一気に増えてる。
14年秋頃に大量観測をやって、うまく動きそうなのでシステムとして安定して使えるように仕立てて、2015年夏頃に運用試験を半月ほどやって、9月頃から連続運用、2017年春頃に1箇所システムを止めて機材を更新、18年夏頃にパラメーター調整、みたいな感じだろうか?(空想
17年春以前は1日あたりの観測数が安定して推移してるけど、17年春以降は1日あたりの観測量の変化が大きい。システムが変わったのな? 2017年4月頃に複数の名前のDEBが新しく観測されているので、システム更新で感度が向上して見えてなかったデブリが観測できるようになった、という可能性はありそう。
18年10月にも大きなピークがあるけど、全部TBAだし、グラフ化しても近地点は特に共通性ないし、これも、このタイミングでのブレークアップではなく、システム変更で見えるようになった物体だと思う。1日あたりの観測数がその数ヶ月前から有意に変化してるけど、それとの関連性は不明。
18年4月中旬のピーク200くらいのスパイクも、複数の名前が付いてるので、ブレークアップではなく、システムの変更に由来しそうだ。とはいえ、これは18年10月のピークと違って同定されている。
19年4月のMicroSat-RのASAT試験みたいなものを除けば、最近はデブリが急増するような自体は、あまり起きてはいないようだ。とはいえ、システム変更と思われる急増を除いても、トータルでの物体数は右肩上がりなので、増え続けていることに違いはないけど。
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