2020年3月9日月曜日

小ネタ

 何日か更新サボるとサボり癖ついて悪循環。小ネタでもなんでも1日1回くらい書いておかないと書き方忘れちゃう。

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 田舎が舞台の某コミック/アニメのセリフ、方向音痴に対して「歩きで20分くらい」「確実に迷いますね…」
 田舎暮らしの実感としては、歩き30分までは一直線な感じ。
 ウチのあたりは碁盤の目状になってるから、例外的かな。山際の入り組んだ場所以外なら、角1箇所以外直線で行けそう。まぁ、歩きで行ける範囲に行く場所なにもないんだけどね。。。最寄りのコンビニ徒歩換算で片道2時間くらいか?

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 C#のBitmap、64bppArgb扱えるし、Saveすれば64bitで保存されるんだから、ファイルからも読めるだろ、と思って油断してたんだが、いくつかの方法を試しても、結局32bitに変換されて読まれてしまう。
 PNGのパーサ作るほど必要に迫られてるわけでもないが、それにしても腑に落ちない。内部で持つだけのために64bitモード作るか?

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 固体ロケットの話題探してたら、だいぶ昔に、当時のミサイルとかのTVCを紹介する資料を発見。70年代中盤の資料だけど、「レンジ延長型アスロック」のTVCの説明もある。ミニットマンIIIとか当時最新の戦略ミサイルだし。

 アスロックの配備が始まったのが60年代、VLAの話が出てきたのが80年代、VLAの配備が始まったのが90年代中頃。アスロックは無誘導、と考えると、TVCを載せたアスロックとは一体? 少数の試作と考えると辻褄は合うけど、「レンジ延長型アスロックで使用されている」と断定しているあたり、量産品のような気がする。時期・性能からするとサブロックが近いかなぁ。しかしアスロックとは別枠で扱うべき兵器だよなぁ。

 もしかして:WWIIにタイムスリップしたイージス艦の置き土産

 閑話休題

 ホットガス+ロータリーバルブの話題もあって、スケールモデルで試験中、と書いてある。M-VのSMSJで使われることはなかったが、イプシロンのSMSJでは使われている。アレ、開発に半世紀くらいかかってるんか。

 可変推力固体モータの話とかも出てきてる。おそらく当時の液体推進系は今より遥かに使いづらかったんだろう。2液推進系は2種類の液体を扱うけど、可変推力固体なら1種類の液体で済むし、1液推進系より高比推力を得られる。可変推力以外にも、途中で燃焼を止めたり、再着火したり、この頃は固体に付加価値をつけようと頑張っている時期らしい。

 必要な増速を得た段階で、燃焼室のノズルの反対側に穴を開けて推力を平衡させて加速を停止する、なんてアイデアも。もっとも、どうやって穴をあけるかとか、アルミナによるコンタミとか、いろいろ課題が書いてあるが。
 ペイロード側に穴をあけるくらいなら、ノズル付近の外周に成形爆薬つけて切り裂いたほうが簡単に済みそうだなぁ。司令破壊一歩手前、くらいの感じで。

 他の方法として、固体燃料単体では燃焼を維持するに足る反応ができないように設定して、液体を吹いてはじめて燃焼するようにした固体燃料、というのも提案されている。1液の供給量で推力を制御できるし、供給を止めれば燃焼は終了するし、組成によっては自着火するから複数回燃焼ができる。どちらかというと、固体燃料よりハイブリッドロケットに近い雰囲気。
 この方法は、現在でも似たようなコンセプトの研究が行われているので、アイディアとしては悪くなかったんだろうな。とはいえ、精密軌道投入用途としては、液体が扱いやすくなって固体の需要が減って研究が収束してしまったんだろうけど。
 最近だと小型衛星の推進系として研究されてる。液体ではなく、レーザーでエネルギーを供給して燃焼を制御する、という方向性だけど。これは半導体レーザーが扱いやすくなった昨今だからかな。
 そういえば、イプシロンのSMSJの話題でも可変推力の話があったな。あれどうなったんだろうか? あと、イプシロンといえば、火工品の削減の話題もあったけど、その話も聞かないな。H-IIA/LE-7の首振りを電動化したいつって結局油圧を使い続けたように、初号機で出た課題は、次のロケットまで保留される運命なのかもしれない。
 気が向いたらそのあたりの話題も探してみよう。

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