2020年8月17日月曜日

アイソグリッド

 アイソグリッドのリベンジ。

 だいぶそれっぽい形になってきた。内径70mm、高さ120mm、スキン1mm、リブ2mm、くらい。

 Fusionのリブ、高さの指定に変数を使えないので、パラメータリストで調整できない。リブを3個くらい使うので、厚さ1回調整しようと想ったらダイアログ3個開いて書き換えなきゃいけない。とても面倒。


 せっかくなのでシミュレーションも。

 材料はABSで荷重は10N。リブ有りで変位20um、リブ無しで40um、くらい。荷重10倍なら変位も10倍。100Nだとリブ無しだと安全率3未満くらいで、リブ有りだと5くらい。単純に材料を大量に使ってるんだから強度が高いのは当たり前なんだが、2倍くらいしか違わないんだとあんまり意味ない気もする。とはいえ、破壊ギリギリで使うような航空宇宙用だと結構効いてくるのかも。最適化すればもう少しマシになるだろうし。あとは荷重の方向によっても変わってくるか。円筒の横からの荷重はあんまり効かなそう。

 リブ有りで41g、リブ無しで28g、くらい。重量5割増しで強度10割増しだから一応効果はあるか。


 Fusionのシミュレーションは材料が均一である前提だろうし、FDMで作ると層間剥離がかなり効いてくるだろうし、シミュレーションはあんまり役に立たなそう。スライサーで中身抜かれちゃうし。こういうモノを作るならPocketNCとか使ったほうが良さげ。あんまり大きいもの作れないけど。5軸加工機だと1千万円コース? 円筒を削るだけなら4軸でもできそうだけど、4軸も5軸も150万くらいしか変わらないっぽい。DMGとかだと1桁くらい上かなぁ。


 とりあえず、アイソグリッドっぽい形は作れたので満足。

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