子供向けの宇宙関係のデータまとめた手帳サイズのミニ辞典(わりと馬鹿にならない情報量)眺めてたら、見学可能な国立天文台施設一覧にALMAとかも乗っててすごい。そんなところまで見学に行くような小中学生がいたら将来有望すぎる……
なんで読んでたかってーと、ネット回線が使い物にならなかったから欲しい値乗ってないかなーと眺めてたわけで、ベストエフォートまじで反省しろ。こちとら440Mbpsエリアだぞ!! まぁ、今回の場合に関しては3割位は機器の設計(中国の某社)が悪い気もする。
Starlinkが秋頃には全世界規模で使えるようになるかも、みたいな話が出てきて、ほんとにNTTが固定回線敷設するより早く進んでんなぁ。いいぞもっとやれ。でもお高いんでしょう? ま、世界規模で提供できるようになれば均等割できるし安くなっていくんだろうけど。
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アストロスケールの地上局、皿をスチュワートプラットフォームで支えてるんだけど、なんでだろう? LEO追尾なら2軸、特異点回避でもクロスエレベーションで3軸あれば足りるはずで、もちろん3軸移動は必要ないはずで。
たしかEADS Harfang(エアバス系列のRQ-1クラス)の衛星通信アンテナがヘキサポッドに乗ってたはず。ググっても出てこないんで記憶違いかもしれないけど。UAVの場合はアンテナを3軸移動させられるならレドームを少し小さくできるはずなので、でっかいコブを改善するという意味ではアリなのか? そんなに効くのかな? レドーム小さい印象もないし。非武装の偵察プラットフォームのはずなので、基本的には高機動も必要ないはずで、特異点とかもさほど大きな問題はないはずなんだけど。
VERA(NAOJのVLBI)も開口部(フィーダ)をスチュワートプラットフォームに載せてるけど、あれはちゃんと理由があるのでな。あんなデカいモノ振り回して精度50umとか恐ろしいですわ。
S-310の姿勢制御プラットフォームもスチュアートプラットフォームみたいな構造だけど、真空中動作なので伸縮アクチュエータじゃなくて回転機構で制御してるはず(電子工作でよくあるサーボモータを使ったHexapodみたいなやつ)。こっちは固体ロケットなので衝撃・加速度が大きいから、打上げ時は一番下げた場所で機械的にロックするようになってるはず。
地上の衛星追尾アンテナでも、同じような感じで一番下げた状態で機械的にロックするような機構があれば、台風通過時とかの耐久性が良さそう(アクチュエータで耐える必要がない)。スチュワートプラットフォームなら自分でロック機構に突っ込めるだろうから便利そうではあるか。コストマシマシな感じもするけど。
もっとも、アストロスケールの地上局はそういうふうになっているようには見えないから、単に2軸アクチュエータとして使ってるだけなんだろうけど。まさか直線偏波使ってて衛星の姿勢変化を地上側で吸収する、なんてこともないだろうしなぁ。
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衛星撮影、試しに動画でやってみた。250mmで待受けて手動で追尾。250mmくらいだと下手にやらない限りは画角から外すことはないな。前は910mmで手動追尾だったので、250mmはヌルゲー。ただ、ちょっと画角は広すぎる気がする。やっぱり400mmくらいあったほうが…… これくらい画角が広いと、他にも衛星がちょこちょこ入り込む。10分くらい撮影してたら流星(数フレームで画角を通過する)が2個くらい映ってた。
もうちょっと鋭い光学系&自動追尾システムが欲しいなぁと思う今日このごろ。撮影用の望遠(400mmくらい)と姿勢決定用の広角(80mmくらい)を同軸にして、プログラム追尾+定期的に修正値を送る、みたいなシステム。
400mmの反射型レンズ+ミラーレスでコンパクトな光学系と、15mmのレンズ+USBカメラの光学系だと、かなりコンパクトな光学系で、ロケット最上段とか明るめ(&近め)な衛星狙いはできそうな気がする。焦点距離もう少し長いとISSのパドルが分離できるんだけど。USBカメラみたいな小さい画素をメインにも使うという手もあるか。
FHDで撮影した動画も試しに姿勢決定してみたけど、動画用に明るめに撮ってるせいか、処理に結構時間かかる。恒星がサチって輝度ソートができてないんだと思われ。面積でソートしてるので、キッチリ合焦させてしまうと全部同じような大きさになるんだと思う。少しピンぼけして撮影させるほうがいいんだろうな。本物のSTTもそうやってるみたいだし(もっとも、そっちは輝度で重心を求める際の関係なので、理由は違うけど)。撮影用と補正用を同軸で乗せると、姿勢決定用に合わせた光学特性を設定できるので、後処理が楽になる。運用は大変だろうけども。
きっちり土台作って正確に姿勢を決定できる天体望遠鏡とかで撮影するなら、プログラム追尾だけでも問題ないんだろうけど、移動運用みたいな簡単なシステムを考えると、姿勢誤差をどうやって吸収するかが課題。小規模なシステムだと耐候性がないので毎回観測ごとに屋外に出すけど、以前に作ったやつは画角が鋭いので設置姿勢の決定が非常に手間だった。
f500mmF8のレンズが1.6万円くらいで売ってる。ちょっと欲しい。Kenkoの400mmより安いし、絞りリング付いてるので使いやすいし。標準的な光学系でかなり長いのでコンパクトとは程遠いけど。しかしまぁ、ここまで長いレンズは他に使いみちがないのでなぁ。せいぜい上空を通る巡航の旅客機を撮るとか? それならVixenの910mmでもできるしなぁ。
というか、500mmもあると単独での姿勢決定はできないから、同軸で2組使う必要がある。となると、望遠側はVixen910mmでもいいわけで、屈折型500mmはあんまり魅力がなくなる。「元々はKenko400mmならコンパクトだから小さな電動ジンバルを作れば自動追尾できる」という目論見だったわけで、大型のレンズを使うとそれができなくなる。
金属加工できる設備ほしい。1100MXとか、TM1とか、M1とか、あのあたりの。ある程度大型&複雑な部品を作るという意味ではFuse 1でも良いんだけど。いや、CNCミルとか買うより外注したほうが圧倒的に安いのはわかってるんだが。でも欲しいときに欲しい部品が作れるのは魅力的だよねぇ。そういう需要を満たすのがProtoLabsとかなんだろうけども。
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ふとした気まぐれで、海上保安庁が提供している天文データを眺めてる。前も思ったけど、「コンピューター用データ」がコンピュータからクッソ扱いづらい形式なのマジでどうにかしてほしい。
んで、他の国だとどうなってるんだ?と思って、米海軍の情報を探したり。
米海軍海洋学ポータル、「深海から最も遠い宇宙まで」とか書いてあってカッコいい。元々船乗り(航法)は天文や時刻と密接に関わってきた関係で、米海軍は今でもVLBIを運用していたり、本当に遠くの宇宙までカバーしてる。ちょっと手広くやりすぎでは?
まぁ、「2019年秋から2020年春までシステム更新やるよ」とか書いてある横に「COVID-19の影響で2020年秋まで遅れます」とか(今でも)書いてあったり、本当にリンク切れしてたり、運用のカツカツ具合が伺い知れるけど。
VLBIって、どのくらいの範囲を見てるんだろう? 地球の自転を計測する程度なら銀河内くらいに収まりそうな気がする。とすると「最も遠い宇宙」まで見ているわけではないはず。/* ←クエーサー使うなら書いてあるとおりか */ 予算カツカツな軍の研究組織が他の学術観測に手貸してる余裕あるのかな?
米軍でも最近は天測航法を授業に取り戻したりしているようだけど、データってどこで配布してるんだろう? 米海軍天文台はガチの天文観測やってる感じで天測航法みたいなデータではなさそうな感じがする。
僕の興味のある分野、わりと海軍が関係してることが多い。ミリタリーとか、システムとか、いろいろ。航空機も扱ってるし、天文や人工衛星も扱ってるし。タイムスリップしてみたり、エイリアンとも戦ってるし。今の駆逐艦はすごいぞ!最高だ!! Windows乗っけてゼロ除算でエンジン止まって漂流したって? あいつは巡洋艦だからノーカン。
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ノートPC、さすがに古い機種なので、電池がヘタってきてる。1時間ちょっとでバッテリー警告が出る。USBでリアルタイムに動画受け取りながら画像処理やったり、重めの処理ではあるのだけど。
デスクトップPCもいい加減更新したいんだけどなぁ。安めのゲーミングノート買ってそれをメインに使って、大量のデータはそれ用に安いデスクトップ組んでネットワークで使うという手も…… 妥協に妥協を重ねてろくでもない結果になりそう。
デスクトップPC、今年中には……とか思ってたのに、Win11が出てきたことによって「運用開始早々OS入れ替えも……」と思いつつ、だからといって年末頃まで待つにしても「出たばかりのOS使うのは……」という。次のPCを4年ほど(Win10サポ終了まで)使って、Win11が安定してきた頃にもう1台作る? おっ、H-IIじみてきたな?(そんなことはない
今使ってるデスクトップがOS入れ替えつつ結構長い期間使ってるので、たぶん次もハードは長期間使いそうな気がする。とはいえハードそのままでOS入れ替え(主にデータ移動)も大変なので、あんまりやりたくないし。結局ハードもソフトもまとめて更新となるとWin11待つって感じになっちゃうかなぁ。
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