暇つぶしに、円錐台のアイソグリッドを少し真面目に作り直してみた。
前回よりはマシになっているはず。相変わらず円錐台のアイソグリッドは難しい。
リブは直線状に巻き付いているけど、例えばCST-100なんかでは細い方に向けて反り上がるような形になっている。リブの幅とか角度の設定とかでそうなるんだろうけど、どうやったらそういう形になるんだろうか。Fusionでこの形状作るのかなり面倒なので、あんまり色々試行錯誤できない。
Fusion 360のエンボスツール、変更入った? 前にやったやり方だと前の結果が再現できなかった。(変わっているなら)現行のほうが使いやすい。もうひと頑張りほしいところではあるけど。
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せっかくなので、リブを高く作ってスプラインとの交差や結合で変形。
思いの外いい感じにできてしまった。
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CST-100の初期のテスト用カプセルの写真。
File:CST-100 pressure vessel.jpg - Wikipedia
CST-100の製造中の写真とか。
Second Starliner Begins Assembly in Florida Factory | NASA
アイキャッチ画像は「宇宙船1号(SC1)」の組み立て中の様子だと思う。SC1はパッドアボートテストに使われたやつ。後ろにいるのは構造試験のヤツらしい。2019年に上げられてトラブったのがSC3、もうすぐ打上げ予定のやつがSC2。SC1は運用終了済み。
SC1は、先端の円錐部はアイソグリッド、側面の円筒部はオルソグリッド、底面のドームはアイソグリッド、という感じらしい。
初期のテスト用カプセルは側面もアイソだったけど、その後の構造試験用ではオルソになってるから、結構早い時期に切り替えたんだろう。
リブも、初期のは結構幅が広くて浅いけど、2号機は細くて深くなっている。
底面は円形に作らなきゃいけないので等方性が必要だろうからアイソグリッドなのは納得できるけど、円錐部は等方性は必要ないような気がする。オルソでも良さそう。なんでアイソなんだろう?
底面のアイソグリッドのリブが側面のオルソグリッドに立ち上がるような形なので、圧力容器の下側の側面のリブは非等間隔になってる(結合面を境に上側は等間隔)。解析面倒くさそう。まぁ、今どきの計算能力ならこれくらい問題ないのかな。等間隔オルソだって一部だけ計算して残りは円周で近似してるわけじゃないだろうし。
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最近暇を持て余しすぎてやることがなくなってきた。ここしばらく昼も夜も綺麗に晴れてるけど、衛星撮影のモチベーションはすでに失われてる。次は何やるかなぁ。。。脳がサーマルスロットリングされててやる気が出ない(そういう言い訳は通年やってる気がするけど)。
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