2021年7月30日金曜日

三度、ペンスタンド

 だいぶ前に開封して残ってたフィラメント、今回は入念に乾燥機に入れてから造形。

 白い方。フィラメント使用量5m強、造形時間4.3時間くらい。

 乾燥機に入れたのが効いたのか、単にフィラメントの物性の違いか、変なツノみたいなのが伸びることはなくなった。見た感じは糸引きもかなり減ってるけど、写真で見比べるとあんまり変わらないな。実際には結構違うと思う。全体的に、造形品質はだいぶ良くなってる気がする。

 ただ、3方向のリブの内、左上向きのリブだけ異様に質が悪い。同じ角度でも、右上向きは綺麗に出てる。どの位相でも必ず左上向きが汚くて右上向きは綺麗なので、3Dプリンタの機械的特性(e.g.バックラッシュ)ではなく、スライサーの特性だと思う。リブ幅が0.8mmなので、0.9mmとか1.0mmにすれば改善するかも。0.8mmはインフィルが入らない最大の値なので、これ以上の幅にするとフィラメント消費量が増える(といっても、大した量ではないけど)。フィラメント消費量というよりは、一筆書きで造形できなくなるデメリットのほうが大きそう。とはいえ、今回の様子を見る感じだと、糸引きの影響は少ないようだし、問題ないかな?

 ここ1週間でペンスタンド3個作って、さすがに入れるものがなくなってきた。ドライバーみたいな重い物を入れると不安定だからなー。底部に円錐状のパーツを作って面積増やすみたいな手もあるけど。円錐のアイソグリッドは大変だからなぁ。

***

 乾燥機、一応「乾燥機」として売っているやつだけど、除湿機能があるわけでもなく、単に加熱しているだけなので、どれだけ効果があるのかは不明。あんまり温度高くしても変質したりするのが嫌なので、それほど高い設定にしているわけでもないし。蓋を開ければ独特な樹脂臭がするので、確実にアウトガスは出ているんだけど、はたしてその成分はいったい……

 本来はシリカゲルを併用するような使い方なのかも。どっかに秋月のパックに入ってた小さい袋のシリカゲルを大量に置いといた気がするんだけど、見当たらない。

***

 Fusion、パラメータを使えばあとから色々調整できて便利だけど、一部の機能はパラメータ変えても追従してくれなくて、警告とかエラーが出ることが多い。何回も同じものを作っていると「このやり方は危なそうだな」という雰囲気が見えてくるんだけど、新しく別のものを使うときはそういう匂いが感じられないので、大きな手戻りが発生する。たいてい、大部分を作り終えて、「さて、微調整しよう」とパラメータを変えて、大量の警告やエラーが出てくるので、かなり大変。スケッチ1枚作ったら関係しそうなパラメータ全部変えて問題ないかチェックする(ダメならやり直し)、くらいしかないかなぁ。

 あとは、うまく行ってるなー、と思った瞬間にクラッシュしたりとか。Fusion、しっかりバージョン管理されてるせいで、気軽に上書き保存やりづらいんだよなぁ。

 なかなか難しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿