お詫びと訂正:タイトルにおいて自作PCを「作った」と表記しておりますが、「組み立てた」が正しいものとなります。訂正してお詫びいたします。(テンプレ)
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ってことで、PC組みました(唐突
ちょっと贅沢をして、Gen12 i7にDDR4の64G(2x 32G)、ストレージは1TのNVMeを2本と8TのHDDを3本、それぞれRAID1とRAID5で運用、という構成。とはいえ、グラボを積むとさすがに予算オーバー著しいので今回は見送り。当面はi7の内蔵に期待しつつ、気が向いたら旧マシンのGTX950を移植予定。グラボ安くなんねーかなー
旧マシンが4+6TBで、空き容量が足りなくなってきたのがリプレイスの主目的。1TB+16TBになったので余裕綽々というほどじゃないけど、まぁ、しばらくは保つだろ。一時期は写真をRAWで2万枚/年とか撮ってたけど、最近はそれほど急激なストレージの消費もしてないし。
ケースは5.25インチベイが少なくとも2個程度、3.5インチベイが少なくとも3個欲しかったので、選択肢がかなり狭くなってしまった。最近の自作PC用ケース、いわゆるゲーミングPCみたいなのばっかりで、ハードウェアの構成としては多様性がほとんどない。
ゲーミングPCつかう人、PCでBlu-rayとか見たりしないの? と思ったけど、PCでゲームやるような人なら配信で見たりPS5/Xboxみたいなコンソールで見たりするのかな。
Intel RSTのRAIDにOSを入れるのに少しハマった。最終的にはマザボ付属のDVDに入ってるフォルダツリーからRAIDのドライバを選んで解決。
ワットメーターを見る限り、アイドルでの消費電力はかなり低い一方で、起動時の突入電力は凄まじい。蛍光灯が暗くなるのが目に見える。ワットメーターでも時間1binくらいだけどスパイク的な数値が出てくる。
ケース前面のLED、電源が青でストレージが赤。青は異様に明るいし、赤は異様に暗い。
ケースファンは最大8個(+電源内蔵1個)くらい取り付けられるのかな? どんだけ空気流したいんだよ。付属のファンは3個なので、デフォルトだとスカスカ。エアフロー悪そう。これだけ大量のファンを取り付けられるのに、AIOは使えないらしい。グロメットは付いているので外付けクーラーの水冷は可能だが。
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ストレージのベンチマーク
参考に、旧PCのCドライブ
Cドライブ(2x 1TB NVMe(3.0) SSD)は、シーケンシャルではストレージ単体の最大読み込み速度より数割高い数値が出ているので、RAID1が効いてる。書き込み速度はほぼ公称値が出ているかな。
Iドライブ(3x 8TB SATA(3.0) HDD)は、読み込みもRAID5だと速度改善はほとんど無さげ。若干早くなってはいるけど、5年前のHDDとの比較だからな。3本のHDDから読んでることを考えればボトルネックは予想以上に厳しい。キューイング無しのシーケンシャルリードが少し早いのは不思議。キューイングすると細切れに読んでしまうのかも。書き込みはめちゃくちゃ遅い。4倍近く遅くなっている。
Iドライブは長期のストレージと割り切って、作業するときはCドライブにコピーしてくる、みたいな使い方かな。旧マシンからのデータ移動を見ている限り、書き込みは実質的には10MB/s程度しか出ない。転送初期はピークで200MB/sくらいまで出るので、小さい量であればキャッシュ等で改善しているんだろうけども、最初の5GBを転送したあたりから10MB/sくらいまで落ちている。
Cドライブへの書き込みはかなり速度が出る。外付けHDD経由でデータを移行しようとするとHDDがボトルネックになる(USB3.0 HDDが90%の時、Cドライブが20%程度)。それでもコンスタントに250MB/sくらいは出る。ただし、NVMe RAIDへの書き込み速度が出るのは単独で書いているときだけで、Iドライブ等の他のドライブと同時に書き込むと、Cドライブへは4MB/sくらいまでしか出ない。RAIDコントローラは要求を均等に処理して遅いやつがいるとそいつに引っ張られる感じ。
今回はRAIDで改善するであろうという希望(幻想)や、RAIDを組むために数が必要であったことから、ストレージ自体はそれほど性能が高いわけではなく、比較的低価格の製品を主に使っている。
マザーボードにはCPU直結のPCIe Gen4x4のM.2スロットが1本空いているので、大きな中間ファイル(書き込み速度要求マシマシ)のデータキャッシュ用ストレージみたいな用途を目的に早めのSSDを追加できる(Cドライブの2本はチップセット経由のPCIe Gen3x4に接続してある)。
あるいは、DDR4スロットが2本開いているから、64GBを追加して適当な大きさのRAMDISKを設定すれば更に高速な中間ファイルの置き場も作れる。今回はコールドデータの保存みたいな用途を重視して組んでいるけど、大規模なデータ処理とかの必要に迫られた場合でも、いちおう、最低限の拡張性は確保してある。
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データ移行とかのチマチマした作業、リモートデスクトップで作業していたんだけど、結構便利。再起動したときに自己診断で映像出力が見つからないから警告音が出るけど。それを防ぐにはダミープラグを突っ込めばいいんだって。物騒な名前のデバイスだな。大丈夫? 暴走したりしない??
自己診断でのエラーはダッシュ・ドットの組み合わせだけど、ディスプレイが見つからないときは−···の音が鳴る。ドットが1個少なければモールス符号の'D'なので「DisplayのD」となるのだが、惜しい。
移行が済んでしまえば旧PCはシャットダウンする予定だから、そうなればリモートデスクトップじゃなく、実機で操作することになるので、もうしばらくの辛抱。
とりあえず、旧マシンのデータストレージはあらかた移動が終わった。データドライブは基本的にデータを並べておいてあるだけなので移動は楽。残りのCドライブはあちこちにデータが散らばってるので探すだけでも大変。フォーマットして消すわけじゃないので、アプリケーションの設定ファイルみたいなどこに置いてあるかもわからないようなやつは、必要になった時にサルベージしてくる、みたいな感じになるのかな。
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ふと思い出してブログ内検索。去年の4月に「PC買い替えたい」と書いている。
グラボは載せず移植orCPU内蔵、CドライブにM.2を積んで、HDDは6TBか8TBでRAID5を組む、みたいなことが書いてある。ほとんどその通りの構成になったな。
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