この規模の機体にAIM-120はデカいなぁ。センターラインからオフセットしてあるから2発くらい載せられそうだけど、あるいはノーズギアを避けるためか。とはいえ1発だけじゃ使いづらいだろうし、やはり2発載せられるんだろうか?
AIM-92を4発くらい載せたほうが良さそうな気もするけど、とはいえ気軽に前線に出せるほど安い機体でもないだろうし、後ろからランチャーとして使いたいのもわからんでもないけど、しかし2,3発程度だと心もとないというか。無人機なら工夫すればRCSも小さくなるだろうけど、現在のデザインだとちょっと大変そう。まあ、今のはコンセプト実証用だしな。
理想的には120を底面に4発くらい埋め込んでRCSを下げつつランチャーとして使って、必要に応じて空中待機させたり、緊急で対空ミサイルが必要になったら滑走路端に待機させていたやつを上げたり、いろいろ使えそうではあるが。
地上スタッフが見てるスマホ、テレメか何かを関係者向けにストリーミングしてるのかと思ったら、Webブラウザで表示したFlightradar24でターゲットドローンの軌跡を見ているらしくて。時代というか、お国柄というか。
Fr24のプレイバックで見るとRAAFウーメラ基地の北西に当該ドローンが写ってることがあった。さすがにMQ-28Aは見当たらない(全期間確認したわけじゃないけど)。
懐かしガジェット修理シム『リ・ストーリー: 思い出修理屋』発表。実在ゲーム機などを丁寧に分解修理、高価なパーツは“部品取り”でやりくり - AUTOMATON
ストーリー無しで稀に客が来るようなモードも欲しいな。例えば実時間で30分くらいの間隔で客が来て、客が来ない間はプレイヤーはプレイヤーの作業をやっていて、ゲーム内客対応をするタイミングで自分の作業も一旦中断して少し休憩する、みたいな。いわゆるポモドーロタイマー的に使える機能。ゲーム内でゲームのデモ画面みたいなのを起動してBGM/VGBに使えたりとか。
/* ポモドーロタイマーって作業内容によりけりだから自分はあんまり合わない気がする。勉強とか執筆作業とか、完全に集中できる内容なら定期的な休憩のタイマーは良いだろうけど、遊びプログラミングとかで数分ごとにWebブラウザを開いてググるような作業だと、ブラウザを開いたタイミングでネットの海に遊びに出る気がする。まあ、だから自分は手が遅いんだろうけど */
WSOとして乗るの? BF3みたいなクソゲーはやめてくれよ??
空母がフィーチャーされているせいか、F/A-18しか出てこないな。前作はF-22でも空母で運用できたからな…… AC6やAC7ではF-16がデフォ機だったけど、今作ではF/A-18になるんかしら? F-16は最新型を購入機にするとかで。海軍機専用で空軍機は使えないということは無いと思うんだけど。
A Pilot’s Guide to the HX50 Autopilot System - YouTube
2軸または4軸のオートパイロットを搭載している。2軸はサイクリック操作を、4軸はそれに加えてコレクティブとペダル(ヨー)も。
2軸はATTI HOLDみたいな感じかな。ある程度の前進速度があればヨーも安定するだろうし。
あとは、緊急事態(特にパイロットの体調不良等)で最寄りの空港に緊急着陸するような機能もあるらしい。それと、エンジントラブルの際に自動的にコレクティブを下げて、オートローテーションの安全性を確保する機能も。
他にも色々な機能があるらしい。ラジコンヘリからドローンみたいな進化の仕方をしてるな。将来的に追加で認証が得られれば自動操縦で飛ぶような機能も売ったりするんだろうか? でかいタッチパネルとかネットワーク機能とかも色々乗ってるし、地図で目的地を選んだらそこに飛んでいってくれるような機能は作れそうだが。
“JAXAと共同研究”リアル月面探索ゲーム『REAL MOON』Steamで無料配信開始 - AUTOMATON
俺達は月に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する。
重箱ろうと思えばいろいろ気になるところはあるけど、30分とか1時間とか遊ぶくらいなら面白いんじゃないだろうか。
ルンバのメーカー「アイロボット」連邦破産法第11条の適用申請 | NHKニュース | アメリカ、IT・ネット
経営難の企業をamazonが買おうとしたらプライバシー云々を理由に規制当局に邪魔されて、結局中国企業に買われるの、はたから見てるとアホとしか言いようがないな。
「アサヒがファイアウォールではなくFAXに救われた事実を考えよ」――キンドリル、サイバーレジリエンスの重要性を強調(クラウド Watch) - Yahoo!ニュース
「日本を代表する大企業のひとつであるアサヒが、ファイアウォールではなくFAXマシンによって救われたという事実を考えてみてほしい。これは『Failure of Resilience』、つまり障害からの復旧力が欠如しているということだ」
多少業務効率が悪くなったにしろFAXで最低限の事業を継続できてるなら、緊急の代替手段としてはそれでいいと思うけどな(もちろん必要なセキュリティは確保しておくのは大前提として)。サーバーで運用するITシステムとFAXってアーキテクチャが全く別物だから、どれだけ最悪を想定してもサーバーを攻撃されてFAXまで全損という事態は早々発生しないはずだし(FAXまでIP化してたりしたらともかくとして)。
日本と海外では商習慣もそれを変えるためのコストも全く違うんだから、外資系企業の外人が笑顔で「世界基準に照らせば日本は遅れてるよ」といって自社のソリューションを売り込んでくるのはちょっと眉唾で聞いたほうがいいと思うな。外資のインテグレーターが日本でシステム開発を受注して炎上したりというのもあるし、日本の商習慣というのは海外から見ると異様だろうし、それは攻撃者側からしても同じだろうし。
うがった見方をすれば、セキュリティ企業ってクラッカーからの攻撃がないと仕事にならないから、日本が「いざとなればFAXでいいよ」と言ってる間はセキュリティ企業も仕事にならないわけだし。
米海軍がIFFのトラブルを放置&その装置を信頼した結果味方を誤射したとか聞くと、米軍君さぁ、って感じが。御自慢のモード5やデータリンクはどうなってるんだよ。
トランスポンダの資料とか読むと「IFFは味方と確認できたものを表示するだけだから、IFFで味方と判定できないものに射撃するのは各自(シューター)の責任だよ」みたいな話が口を酸っぱく書いてあるけど、それがどれくらい実践されているかというと。。。
それに、不具合のある機材を使い続けたのもな。艦長をはじめ指揮権者が把握して放置していたなら怠慢だし、把握していないなら無能だし。
機材の修理・交換に金がかかるから、といったって、SM-2を1発無駄にして、もう1発で味方戦闘機を撃墜して、いったいいくら無駄にしたんだよ。
USB Type-Aコネクタ、裏表が分かりづらいとかかさばるとか細々と問題はあるにしろ、デザイン性の高い記録媒体を作れるという点ではかなり優れてるよな。フロッピーディスクとかCDみたいに機能性だけで見た目が決まらない。
今のところはType-Cでこういうスッキリしたデザインの製品はあまり見当たらないし、たとえType-Cでこういう製品が出たとしても、小さすぎてデザイン的に微妙な気がする。Type-Aはある程度体積のある半導体を入れるのにも十分な大きさだし、大きすぎもしない。
キオクシアのU366(上画像の製品)、在庫限りと書いてあるからもう生産してないのかな? こういうデザイン好きなのになー。
オフィス内での調理が電子レンジしか使えないやつ、火災云々とか匂いが残るとかいうより、火災報知器の誤作動のほうが怖そう。
火災報知器対策ならビニールテントの仮設陰圧室とかを使って排気を窓から出すなりHEPA経由で部屋に出すなりすれば対策できそうだけど、偉い人に認めてもらうのが大変そうだな。絵面もかなり怪しいしな。まるで映画やゲームで出てくる薬物や生物兵器を作ってる現場みたいになりそう。
ノートPCのバッテリ、amazonで型番を探すとバッテリ単体で売ってて、商品説明に「安心の日本メーカー」とか書いてるんだけど、会社名でググって出てくるチープなホームページによると単なる輸入代理店なんだよな。中国で探してきた安いバッテリーセルに自社のロゴだけ貼って売ってるんだろうけど、どのあたりが「安心」なんだろう? 炎上(物理)しても少なくとも文句を言う相手の日本法人がある、とか?
***
Airspy R2の拡張端子の割当
大抵のペリフェラルは必要な端子を満足していないから使用できない。実質的に使えるのはGPIO以外だとUARTが2組(片方はクロックがあるので同期可能、もう片方はDIRがあるので半二重可能)だけ。
SPIやI2Sはクロックがない。CANはRXがあるからバスモニタ的に使うことはできて、ブロードキャストされるデータを受けることは可能だけど、TXが無いから積極的には使いづらい。
Ethernet(RMII)もたぶんピンが足りない。RMIIが使えたとしても、20MB/sを流すなら100Mbじゃ足りないし、ARQに耐えられるRAMも無いから、リアルタイムにデータを取れるネットワークSDRアダプタとして使えるものじゃないけど、少なくともPoE1本で比較的離れた場所に配置したり、NTPやPTPでタイムスタンピングしたり、ネットワーク経由でコマンドを打ってUSB接続のストレージに記録したり、FTPでノンリアルタイム転送したりみたいなカスタムファームを作る余地はあったはずだが。
クロック同期のUSARTを9bitで使ってTXをOD駆動してRXと直結してやれば、I2Cとして使えたりするんだろうか? 定常状態の管理が難しそうだけど、GPIOのモード設定である程度制御できるだろうし。試しにSTM32のUSARTの資料を見てみると、SPIモードとして使えるとは書いてあるけど、I2Cとして使えるとは書いてない。STMはわりとI2C多めだからな……
LPCのUSARTもSPIとして使えるなら(使えないことは無いだろうし)、少なくともSPIバス1本とGPIO数本は使えるわけだから、その下に適当なブリッジを置けば色々追加できるだろうけど。SPIが使えるならI2CでもCANでもEthernetでもたいていのプロトコルに変換するチップは市販されているし。Ethernetとかで使うにはスループットが低めだけど。
LPC4370のADCHS、データシートを斜め読みする感じ、800mVppの入力範囲に対して12bit全体が割り当てられているから、適正な電圧範囲を入力すれば、-2048から+2047まで、しっかりフルスイングするはず。しかし、実際にはRAWで見る感じではそれより早い段階で飽和しているように見える。
ということは、このクランプはADC(LPC)側ではなく、R860側の問題? ただ、rtl-sdr.comに置いてあるR820Tのデータシートによると、IF Output Levelは1VppType, 2VppMaxだから、ADCHSの0.8Vppよりも広いはず。
ただしR820Tの出力インピーダンスは2kΩある。ADCHSの入力インピーダンスがどの程度かわからないけど、STM32の通常のADCが数kΩ以下であることを考えると、それより早いADCHSはそれより低いインピーダンスのはずだから、R820Tの出力がだいぶん減衰している可能性はありそうな気がする。
LPC4370のデータシートではADCの前にオペアンプで低インピーダンス化したりする回路が推奨されているけど、R2の基板の写真にはR860とLPC4370の間にはCR類しかないから、直接突っ込んでいるはず。
ただ、その場合でも波形がクランプされるわけではなく、単に信号レベルが下がるだけのはずだから、ゲインを増やして中途半端な2箇所にピークが出る現象はまた別の原因がありそう。
ドキュメントの探しやすさはNXPよりSTMのほうが優れている気がする。STM32は商品ページにドキュメント類の一覧があるし、製品を使う上で最低限必要なデータシートやリファレンスマニュアルはログインせずにダウンロードできる。NXPも製品に関連したドキュメントの一覧ページはあるけど、例えばユーザーガイド(レジスタマップ等はこれに書いてある)をダウンロードするにはアカウントを作る必要がある。STMも一部のドキュメントはアカウントが必要だけど、あくまでもtips的な内容であって、必ず読まなきゃいけないというドキュメントではない(たまに役に立つことが書いてあるから読むに越したことはないけど)。あと、日本語しか読めない日本人としては、STMのドキュメントは公式で日本語参考資料があるから読むのが楽なのがありがたい。
*
方針を転換して、ISDB-Tの復調。
とりあえず1フレーム約230ms分のコンスタレーション
だいぶ広がってて汚い感じがする。
ベランダにつけた小型のテレビアンテナをブースター経由で衛星放送とまとめてから部屋に引き込んで、スプリッタを通してDIGAに突っ込んで、DIGAからの出力をAirspy R2/SDR#でサンプリング。このアンテナ、スペックを確認したら4-5dB程度の利得しかないのな。適正なダイポールよりは多少マシだが……程度でしかない。ちゃんとしたテレビで受信するレベルなら支障はないけど、SDRで受信したりするにはちょっと弱いか。多少バラけてたほうが誤り訂正が効いてきて学習的な意味ではいいかもしれないけど。暖かくなったらもうちょっと利得のあるアンテナに交換したさあるな。
RTL-SDR blog v3ドングルで受信したときはもっと綺麗に集まったコンスタレーションだったはずだから、ゲインの設定が悪いのか、R2の感度が悪いのか。
RTL2832って28.8Mspsで取ってデシメーションしているから、出力が8bitだとしても入力感度はかなり高いはず。R2は20Mspsで取って、しかもADCが早い段階で飽和するから、信号の品質は結構悪そうな気がする。RTLはRTLで問題もあるんだけど。
パイロット(SP)の位相のグラフ
上から下に向けてOFDMシンボル番号、左から右にかけてキャリア番号。シンボル切り出し位置が正しい場合は水平なグラフになる。
シンボル切り出し位置が正しくない場合(1マイクロ秒ズレ)
これだけ線が並んでると分かりづらいけど、パイロット信号の位相が斜めになって、コンスタレーションが周波数軸で回転する。サンプリングレートの誤差があると時間軸で回転するはず。
パイロット信号からはいくつかの情報を取り出せる。
周波数軸上の角速度はシンボル窓の時間ズレに相当する。これを1フレーム分204シンボルとか適当な長さでフィッティングして角度を求めると時間の微分、つまり送信機・受信機間のサンプルレートの差が得られる。シンボル窓は60マイクロ秒程度の差までは計測できて、1フレームは230ミリ秒くらいだから、250ppm程度までが計測レンジ。
時間軸上の角速度はキャリア周波数とローカル周波数の差に相当する。ただしシンボル間の角度が180度で折り返すから計測レンジはシンボル間隔1.134ミリ秒の半分の逆数、440Hz程度までしか計測できず、例えば搬送波周波数が550MHzであれば0.8ppm程度の曖昧さがある。
Airspy R2はクロック精度0.5ppmを謳っているから、基本的には搬送波のビートだけで決められる。ただ、シンボル窓の微分で得たクロックエラーとビートで得たクロックエラーはそれぞれ-0.32ppmと-0.53ppmで、明らかなズレがある。560MHz付近の0.2ppmは100Hz程度の差だから、無視できるほど小さくはないけど、なかなか取り扱いが難しい大きさではある。
もう一つ、OFDMのガードインターバルの相関値の位相情報もある。これは有効シンボル長1.008ミリ秒間のキャリアの回転を計測できる。これによると-0.84ppm程度。また突飛な値が出てきた。
各計測値は現在のところテキトーに書いたコードで得た測定量を最低限単位だけ合わせて(無次元化して6桁移動)出力したものだから、符号にはある程度自由度がある。例えば0.84-0.53=0.31だから、量としては合う。GI相関の位相はFFTの前にサンプルに掛けるから、サブキャリアに影響するのも有り得そうな気がする。
うまく行くときは上のコンステレーションみたいに比較的綺麗な結果が得られるけど、それでもフルセグの復調には失敗するし、場合によっては
みたいに悲惨な結果しか得られないこともある。かろうじてQPSKっぽい濃淡は見える気もするけど、TMCC/ACすら見えない。
昔書いたコードのコピペじゃなくて、ちゃんとデコーダを書かないとダメそうだな。
R2は帯域幅が広いから複数のドングルで待ち合わせとかやらなくていいので、その辺は楽なんだけど、コンスタレーションが汚すぎて本当に復調できるのかも訝しんでる状況。R820T/RTL2832の組み合わせは広帯域信号(移動受信向けテレビ放送)を受信する前提だから、広帯域信号を突っ込んだときの特性はかなり良いっぽい。R2も探せば広帯域信号の受信に使ってる人はいるだろうけど。
*
Airspyのファームウェアのビルド、試しにHyper-VでクリーンなWin11を用意して、WSL2のUbuntuで指示通りに全部コマンドを打ったら、一部自分でaptに触ったりする必要があったけど、ちゃんとビルドが通った。
それで作ったバイナリをホストOSの方にコピーして、airspy_spiflash.exe -wで書いて、リセットして、airspy_infoで読むと、v1.0.0-rc10-6-8と表示された。
リカバリについても、GitHubのWikiにちゃんと書いてあった。DFUモードで起動してNXPのドライバで接続して、バッチファイルを起動すればOK、とのこと。
このバッチは通常のファームぅエアアップデートとはちょっと違う手順で、前回書いた通り一旦SRAMにファームウェアを置いたうえで通常のファームウェアアップデートを行うような感じっぽい。
試してはいないけど、まあ、多分大丈夫だろう。
ということで、ファームウェアのビルドと書き込みは確認できた。
今回は仮想環境で試したけど、実機のWindowsでも問題ないはず。ただ、色々入れたりパスを設定したりするので、何か他のことをやりたいとき(orやっていたとき)に競合しそうな怖さはある。パスの設定くらいはどうにでもなるけど、libopencm3をsudo make installでどっかに配置していたりする。
ホストツールについても、mingw64でビルドしたらそれらしいexeやdllが出てきた。ただ、dllの名前は違うけど(GitHubで配布しているバイナリはairspy.dll、ビルドして出てきたやつはlibairspy.dll)。dumpbin /exportsで見た感じ、一通りの関数は揃っているし、呼び出し側で名前を変えれば(orファイル名を変えれば)使えるはずだが。
ファームの方もWin環境でビルドしてみようとためしてみたけど、もう少し手順が必要そう。ファームはWSL2で、ホストはMinGWでビルドするのが楽かな。
ホストとファームの両方のビルドが通ったので、これが動けば、好きなUSBコマンドを追加してC#から叩いたりできるはず(デバッグの手間を無視すれば)。
試しにHyper-VでAIRSPYをゲストOSに共有してairspy_infoを叩いてみたけど、AIRSPY_ERROR_NOT_FOUNDが出る。GitHubから落としたairspy_infoでも同様。デバイスマネージャーからはAIRSPYが見えているのだが。
その場合も、ホストOS側で叩いたairspy_infoもNOT_FOUNDが出るが(これはHyper-Vに吸われているから正常)、ゲストOSを切断してAIRSPYの共有を解除すれば、ホストOSでのairspy_infoで正常にデバイスが見える。
AirspyのサイトからドライバをダウンロードしてゲストOS側に手動で入れてみても効果なし。
ゲストOSでビルドしたairspy_infoをホストOSにコピーして使えば問題無く見えるから、Hyper-VのUSBデバイスの取り扱いの問題だと思う。
とりあえず、ホストとファームの両方のビルドが通るのは確認できたから、あとはノートPCとか、壊れてもあまり困らない環境でビルド環境を作れば、カスタムファーム等を作ったりできるようになる。とはいえ、ノートPCはスペックが低いからサクッとビルドが通るかはまた別の問題。
こういう開発をやるベストプラクティスってどんなものなんだろう。複数のソフトウェアを開発する場合(特にインストールしたライブラリのバージョン等に依存性がある場合)、物理的にPCを分離すれば確実だけど、さすがに現実的じゃない。
LinuxとかWindowsでも、ユーザーで分離すれば、ドライブ直下とかを使わない限りは問題ないのかな? ライブラリのインストール先にもよるだろうけど、ユーザーディレクトリに入れている分には。MinGWとか、ルートディレクトリとかProgram Files以下に入ったりするようなやつがいるとちょっと困ることになりそう。
最近はストレージも小さくなってきたし、例えばNVMeを手軽に交換できれば手っ取り早いんだけど。メインのPCでそれはさすがにやりたくないし、ノートPCは底面パネルを開けるのが面倒だし。やっぱりFrameworkの拡張カードにOSを入れて取っ替え引っ替えって感じが一番確実なのかな。あるいは、競合とか気にせず一つのPC(アカウント)で作業して、問題が起きたらその時にどうにかするか。
Hyper-Vで走ってるOSの中で走ってるWSLが管理しているフォルダをホストOSからサクッと触れれば楽なんだけどな。軽くググったくらいだと、簡単な方法はなさそうな感じ。大抵は実機で走ってるWSLが前提で、explorer.exe .でWindowsからフォルダを開けるよ、みたいな事が書いてある程度。そのフォルダを別のPCに共有するような話は書いてない。普通はそんな変な環境を作ろうとすることもないだろうしな。
AirspyのPC側ツールで、去年の2月にairspy_calibrate.cというコードが追加されていて、SPIフラッシュに校正値を書いたりするようなものらしい。SPIフラッシュの適当な領域に32bit幅でppbの校正値を書くようだ。
ただ、Airspy本体側のファームの最新のコミットは4年前で、キャリブレーションに関連しそうな機能は無い。カスタムファーム用の機能が公式のホストツールに入っちゃったとかなのかな?
機能としては単に校正値を読み書きするだけだから、校正値は別の方法で入手する必要もある。
この機能ってハードウェア依存はどうなんだろう。例えばSi5351Cだとクロックの細かい(ppm未満の)調整みたいなのは難しいはず。PLLで調整することはできるけど、そうするとジッタとかの問題が出てくる。とすると、やはりDigital Controlled Oscillatorを外付けすることを考えているんだろうか?
DS28E18 データシートおよび製品情報 | アナログ・デバイセズ
1-Wireデバイス、SPI/I2Cコントローラー、というブリッジ。曰く寄生給電できるから2線だけでSPI/I2Cデバイスを遠く(最大100m)に配置できるよ、とのこと。SPI/I2Cデバイスの電源ですら寄生給電するんだって。データシートを見ると1-WireコントローラーにFETが入ってるから、寄生給電と言いつつ実際はstrong pullupなんだろうけど。それにしたって最大10mAを間欠的に流すだけだし。まあ、ヒーターが入ってるとか、立ち上がりに時間がかかる&待機電力が大きいセンサを使おうとしない限りは問題ないかな?
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トーションバネを使ってセンターリターンするような機構を試作
両側から挟んでやれば、両側に動かしつつセンターリターンするような構造になる。
両側のピンの間隔が合わないとセンター付近にトルクがかからない部分があって、中立位置が重要な用途だと厳しい。おそらくゲームコントローラーのジョイスティックも同じような構造だけど、中立位置に遊びがあるのはこういう理由なのかも。ラジコンの送信機で別の機構(引きバネで棒を引っ張って回転軸のDカットに押し付ける)を使っているのは中立付近の遊びを嫌っているのかも。
そう考えると、ゲームコントローラーのドリフト問題って、ポテンショメーターだから起きるとかホール素子なら起きないとかではなくて、周辺の機構の影響もありそうな気がする。ゲームコントローラーだって電源ONとか適当な頻度で中立点を取り直してるだろうし、たかだか数時間程度でそこまでドリフトするってこともなかなかない気がするんだけど。あるいは、それが起きるから問題なのかもしれないけど。
最近寒いせいか、印刷品質がかなり高い気がする。プリンタを置いている部屋の気温は10℃を下回っていて、プリンタの推奨温度(15-35℃)の範囲外。大きなものを作ろうとすると収縮が問題になるのかもしれないけど、小さい部品を印刷する場合は適当に寒いほうがよさそう?
Dカット型
テコの原理がだいぶ効いてくるので復帰力がかなり弱い。Dフラットの形状(幅や曲率)で特性がかなり変わる。
Dカットが平坦な場合は最初に動かし始めるためのトルクが大きい。その代わりに中立位置はかなり厳密に出る。Dカットに適当な曲率を与えた場合、動かし始めるときのトルクは小さくなる。その代わりに中立位置が厳密に出ない。
アームの25mmあたりの位置にフラットを割り当てた場合、フラットの幅が5mmくらいあると距離が20%くらい変わるので、右側に回したときと左側に回したときで明らかにトルク(復元力)が変わる。
回転軸とフラットの距離や幅で復帰力がかなり変わる。一つのバネで色々設定できるので調整は大変だけど色々なバネを買い揃える手間は省ける。
あとは、ピンで挟む場合は角度とばね定数が直結するから角度とトルクがある程度比例するけど、Dカットの場合はそこがかなり弱そう(かなり狭い範囲で飽和する)。角度とトルクが比例してほしい場合は挟むほうが安心かも。
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ピンバイスにM3タップを入れるスペーサー
このピンバイスに付属のコレットは3.2mmまでしかつかめないので、シャンク径4mmのM3タップは掴めない。ということで、適当なアダプタを作成。適当な下穴の樹脂(PLA)相手にタップを切るくらいなら問題なさそう。
それくらいの相手だとちゃんとしたタップハンドルは過剰だし、かといって4mmシャンク直持ちはさすがにつらいし、微妙なところなので、ピンバイスで回せると便利そうな気がする、ということで試作してみた次第。
探してみるとM3でもストレートシャンクのタップがあるらしいので、それが手元にあるならそれを使うのが確実。中国製の安いやつだと商品説明に明記してないことが多いので、確実にそれを買おうとすると難しそう。
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ISDB-Tを受信していたら急に極端に強度が落ちて、なんでだろ、と思いつつテレビを確認したら、こっちも映らず。ということで、暗くなって氷点下の気温の中、アンテナ周りの作業。
前々から接触不良気味だったケーブルを交換して終了。温かいうちに交換しようと思ってケーブルとコネクタは買っていたのに放置していて、結局極寒の中で作業するハメに。いや、北海道で-5℃はむしろまだギリギリ素手で作業できるし温かい方か。手すりとか、金属を触ると手袋が張り付くけど。
交換したケーブル
本来、芯線は2mm突き出すように加工しろと指定されているんだけど、左側のやつは明らかに奥まった場所に入っている。実測で5mm以上足りない。ということで、これが接触不良の原因だろう。微妙な力のかかり具合で接触したりしなかったり、不安定な状態で、だましだまし使えていたらしい。このケーブルの先にブースターや衛星アンテナがついているから、少なくともDCまできっちり通ってはいた。それがなければRFだけ通って問題なく使えていた可能性もあるけど。
電気屋とかに頼んだわけじゃなく、自分で設置したものだから、十中八九僕が加工したものだけど、とはいえこの手のものを加工するときって、手軽にできる範囲であれば指示を守って作業してきたはずだし、なんでこんな変な加工をしたのか腑に落ちない。10年とまでは行かずとも、何年も前のことだから当時どうやって加工したかなんて覚えちゃいないが。
屋外で使うコネクタは、本来は自己融着テープでぐるぐる巻きにしてビニールテープでさらに簀巻きにして防水・防湿しなきゃいけないんだけど、コネクタの汚れ具合を見てもわかるように、全く防水加工せずに放置していた(楽な指示は守るが手間のかかる指示はガン無視するのだ)。端子の中の芯線も綺麗な銅色だし、根元で切ったケーブルもシールド含めて綺麗だし、意外と大丈夫そうだな。仕事でやるならともかく、遠くない将来にテレビが中断する&加工し直す覚悟があるのなら、手間のかかる防水処理はやらなくても良さそう。温暖とか台風が頻繁に来るような地域や、あるいは硫化水素や塩分濃度が高い地域だとまた別だろうけど。
とりあえず、忘れた頃にやってくるテレビが視聴できないトラブルが解決できてよかった。原因も経年劣化でなく施工不良なので、他の箇所で同様の症状が出ることもないだろうし(同じように施工不良してない限りは)。