か、かっちゃったぞー・・・・・・
XYZのダヴィンチmini w+を買いました。
amazon発送で買える(トラブったときに返品が楽)、ある程度有名なメーカー、手の出せる値段、といった条件を適用すると、これになりました。少し前に発売されてたやつなので、最新機種というわけじゃないですが、さほど古い物でもないようです。
自分としては3Dプリンタを作って遊ぶつもりはなく、道具として使えるものが欲しかったので、自分で組み立てたり調整したりするような物は避けた、というのもあります。
有名所の完成品としては一番安い価格帯だと思います。造形品質はあまり期待していませんでしたが、そのせいもあって期待を裏切る品質です。思ったより綺麗に出せる。
とりあえず試しに小物を、と思って、マイクロサーボのマウントとアームを試作してみました。何回か試作を繰り返して、とりあえず納得できるところまで来たので、このデータを発展させる形でいろいろ作れそうです。
フィラメントは付属してたものを使っていますが、使用量は試作(失敗)部品も含めて2m程度でした。追加で売ってるフィラメントだと1mあたり20円程度なので、1組50円未満で作れる計算です。機能を作り込んでいけばもっと大きくなって材料費も上がるわけですが、それでも十分安いと思います。
DMM等の造形サービスの焼結型等だと設計の自由度が高くなり、特に中空構造が簡単に得られる一方で、造形費用や造形期間が大きく、試作サイクルは最大でも1週間に1回程度、1回作るたびに数千円~、という規模になります。
一方で、ダヴィンチmini等が手元にあれば、試作サイクルは30分程度、費用は数十円から、という単位になります。なるほど、ラピッドプロトタイピングはラピッドだ、という感じです。
サーボ本体についている方は造形に30分程度、サーボホーンの方は10分程度、くらいでした。30分の待ち時間は結構長いです。ガンガン試作するなら、ダヴィンチminiを3-5台ほど並べて並行していくつかの部品をどんどん開発していったほうが良さそうですね。10分で試作パーツ1個、くらいの時間間隔で開発できるはずです。
いくつか気になる点もありますが、概ね満足です。
最低限の勘所はわかってきたので、もうちょっと大きなモノも作りたいです。衛星追尾ジンバルとか作り直したい。ある程度の大きさのモノを作ろうとすると造形に時間がかかるのがネックですね。ソシャゲの育成みたい。
今まではもっぱら電子回路・ソフトウェアに絞って遊んでいましたが、これで形あるモノが作れるようになった格好です。ある程度動きのあるものが作れるようになるはずです。
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