付属のシャフトカプラとベアリングホルダが調子悪いので、3Dプリンタで造形してみました。チャチャッとデザインして造形できるのは3Dプリンタの強みですね。まぁ、出力に数時間待つ必要がありますが。。。
付属のシャフトホルダは、イモネジが180度についているタイプです。そのため、いくら締め込んでも点接触でしかありません。またボールねじ側はネジ山に直接締め込むので、かなり狭い面積でしか接触できません。
今回は上下2パーツで挟み込むような構造にしてみました。本当はM3ナットを受ける六角穴を作っていたのですが、うまく造形できず、結局スパナで固定しながら六角レンチで締め込みました。
何回か動かした程度では特に問題はなさそうな感じです。
市販のシャフトカプラのリジットタイプだと、締め付けるタイプとイモネジのタイプがありますが、締め付けるタイプは接触面積が大きい一方で、このCNCに合う既成品は無さそうです。イモネジタイプだと既成品もあります。イモネジも、90度で2箇所なので、ある程度の面接触が期待できます。
付属のY軸のベアリングホルダが、微妙に高さがあっておらず、明らかに抵抗になっていたので、高さを調整できる構造で作り直しました。ベアリングを入れる穴の大きさがうまくできず、無理やり圧入して、しかも最後まで入っていません。まぁ、使うに支障はなさそうなのでしばらくはこのまま。。。
早送りの速度は、最大で1.5m/minくらいは行けそうです。1.8m/min程度だとあんまりよくない感じですね。ただ、1m/min弱を超えたあたりからステッピングモーターの音が大きくなるので、夜に使うとかなら0.8m/sあたりが良さそうです。
シャフトカプラは3軸で同じものが使われているので、そのうちYZでも同様に不調が出てくるかもしれません。Yは簡単に交換できますが、Zは大変そうだなぁ。
Z軸とスピンドルはAssy済みで届いてるので、どういう構造なのかよくわかりません。Zのシャフトは圧入されてるような雰囲気もあるので、バラすのは大変かもしれません。スピンドル周りを解体しないとステッピングモーターを外せない構造なので、いざやるとなったら大変だろうなぁ。
Fusion 360のCAMのポストプロセッサはJavaScriptらしいです。読んでないですが、ドキュメントもあるらしいです。ほんとにAutoCADかよ、ってくらい素っ気無い感じですけど。
G2/G3をG1で近似する処理をJavaScriptで書けばいいわけで、自作CNC用ポストプロセッサをJavaScriptで書くのと、Cとかで別処理で書くの、どっちが楽かなーとか考えたり。せっかく3Dプリンタ用にFusion 360を使い始めたので、CNCでも使いたい。
CNCの制御ソフトももうちょっとマトモにしないとなぁ。
CNC制御基板側に7セグLEDとかスイッチ類とかいろいろつけて、スタンドアロンでも使えるようにしたいな、と思っていたけど、LEDとか買い込んでいくと結構な値段になってしまう。せっかく基板を切削できるんだから面倒な7セグの配線とかも基板作っちゃえ、と思ってたけど。
スタンドアロンだと、USBメモリにNCコード入れて勝手に切削させたりできるけど、PCのすぐ側に置くならあまりメリットはない。
PCのソフトウェアでそのあたりをやろうとすると、制御ソフトとPCソフトを同時に開発する必要があるのが面倒だし、制御基板とPCで情報をやり取りするのがクッソ面倒なのが難点。マウスでボタン操作とかするのも面倒だけど、まぁいざとなればサブ液晶のタッチ機能を復活させれば、マウス操作よりは楽になるはず。
まぁ、少しずつ…ね。
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