エンドミル類が届いたので、削ってみた。
1x4材の表面を平らに削ってからギアっぽい形を削っていたのだが、最後の仕上げであらぬ方向に動いて緊急停止。
仕上げは負荷が高そうな音がしてたのでシャフトカプラが外れたかな? と思ったけど、後から動画を見てみると、そういう雰囲気ではない気がする。指令値とかのログは残してないので、こういう事があると面倒なんだよなぁ。。
粉塵がかなり出るし、動作音もうるさい。久しぶりにイヤマフ使った。ImpactSportを使ってるけど、こいつ内部インピーダンス高すぎてWiFiとかの電波が聞こえるんだよな。GHz帯をAM復調できるAF回路って。。。
ImpactSportは僕に合わないのか、しばらく使ってると耳が痛くなってくる。SureFire EP4もしばらく使ってたら痛くなるし、この手のモノは相性が悪い。
掃除機のノズルを近づけてみると、切子自体はあんまり吸わないけど、浮遊する大きさの粉塵は結構しっかり吸い込んでる。集塵機だけだと切子除去は効果少なそうだけど、作業環境の改善とか、コンタミ防止としては良さそう。最初は切子を吸い取るために吸引力の高い集塵機を作ろうと思ってたけど、飛散する粉塵を回収するだけなら、スピンドルで発生するエアフローより強い程度の気流を作れればいいので、流速よりは流量が重要になりそう。
音に関してはどうしようもないかなぁ。低周波成分はあまりなさそうなので、エンクロージャを作れば効果はありそうな気がする。コンタミ防止にもなるし、作りたい気は山々だけど、ただでさえ狭い机が。。。
結局、コレットホルダは買い足した。モーターシャフトが5mmなので、それに合うコレットホルダを買ったけど、コレットが付属してなかった。てっきり付属してるものだと思ってたが、よく確認してみれば確かに商品画像にコレットは1枚も写っていなかった。一緒にコレットセットも買っていたので事なきを得る。最近Webブラウザの調子が悪くて、あまり確認せずに買ったりしてる傾向がある。よくない。早く治ってくれ。。。
コレットホルダのシャフト穴は細めなので、簡単には入らない。焼き嵌めとか圧入すれば入るだろうけど、外せないのは嫌なので、とりあえずモーター側シャフトを削る。スピンドルを回してヤスリを当てれば削れるので、少しずつ削りながら油性ペンで塗りつぶしてホルダを入れ、擦れてる部分を重点的に削る。ちょっと削りすぎた感もあるけど、まぁそこまで精度を求めているわけじゃないので。。
エンドミルのセットも買ったけど、一番太いのが1/8インチのもの。平面を削ろうとしても、あまり広い面積は削れない。もっとも、ER11だとシャンクがΦ7mmくらいまでしかつかめないので、せいぜいその程度のツールしか使えないが。
Wアングルカッターとか買えばピカティニーレールとかも切れるな、でもどーせシャンク10mmまでしかないでしょ~、と思ったが、モノタロウで6mmのヤツが売ってる。5千円くらいするのでネタで買うには高いけど。それに、3軸フライスだとレール1面しか加工できないからハンドガードみたいな4面の加工はできないし、そもそもそんな大きなワークエリアはないわけで。
A軸追加とかも結構大変そうだし、大きなワークエリアも大変だけど、現状の機械でもマルイM1911あたりのグリッププレートくらいなら削れそうな気がする。でも1911持ってないし、買うほど好きでもないんだよな。そっちは気が向いたら。
Fusion360のCAMはツールとかホルダとかクランプを簡単に、ある程度自由な形で設定できるし、シミュレーションで当たり判定とかもやってくれるので、あらかじめシミュレーション通しておくと結構安心して加工ができる。まぁ、制御ソフトのバグで暴れたりするので手放しでできるほどじゃないんだけど。。。
Zのストロークはあまり無い感じ。20mmくらいなら掘れるだろうけど、切削速度が遅いので、あまり深くても使えないと考えれば、これくらいのストロークでもいいのかな。
3軸フライスだと、作るモノの体積が大きければ大きいほど(除去する体積が小さいほど)早く作ることができる。3Dプリンタでは逆で、作るものの体積が小さいほど早く作ることができる。形状の制限に関しては、FDMの3Dプリンタも3軸のフライスも、上に開口部があって横に開口部が作れない、2.5次元的な制限を受けるという意味では、大して違いはない。3Dプリンタだとピン角作れるとか、荒れていいなら下に空洞作れるとか、多少の横穴を作れるとか、そのあたりで多少有利かな、程度。精度の悪さで相殺できる程度の利点。
とりあえず、しばらくは制御ソフトの機能追加とかかなー。
ある程度ワークエリアが大きければダイヤルゲージとかで原点だしできるんだけど、この大きさだと難しそう。原点だしが出来れば3Dプリンタで作った造形物の追加工とかできるので便利だろうなーと思うんだけど。
1/8"のツールだと広い範囲は削りづらいし、かといって細かいものを作るには太いし、帯に短し襷に長し。とはいえ、途中で細いツールに交換するのも面倒。マシニングセンタのATCとか、ワンタッチで交換できるホルダって便利なんだなーと思ったり。ER11で交換するならいちいちネジを緩めたり締めたりする必要があるし、ナットを緩めたときはツールが落ちてくるから腕2本じゃ足りない。あぁ、1/2インチと7mmのスパナも買っておかないと……
CNCフライスも、3Dプリンタも、NC(数値制御)だから、処理中は緊急停止とかに対応できる程度に近くにいれば、本体を操作する必要はない。かなり暇。その間に別のデータとか作ってればいいんだろうけど。
とりあえず調子悪い点はいくつかあるけど、Fusion360で作ったデータで切削できるのは確認できたので、様子見ながらどの程度の能力か確認していこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿