ポキっと折れたエンドミルの記憶と、ポキっと折れた心の傷も癒えぬうちに、もう一度削ってみました。とはいえ、さすがにスクエアエンドミルは怖いので、Vカッターです。
チャチャッとチップLEDとチップ抵抗を1個ずつのパターンをデザインしてみました。
とりあえず削れてます。
Vカッターなので、基板の反りとかの影響が大きそうな感じで、1回目は一部削りきれていませんでした。ちょっと深くして同じ場所を削ったらちゃんと削れましたが。
あと、LEDのはんだ付け時に、なんかやけに酸化するの早いなぁ、一瞬当てただけなのに…と思ったら、半田ごての温度設定が420℃になってました。誰だよこんな高温にしたの。って、まぁ自分以外にいないんですが。たぶんスピンドルモーターのパスコンとかのときに高温にしたまま戻し忘れてたんだな。。。ちゃんとしたモノじゃないときに気がついてよかったというか、なんというか。。。
エンドミルは、「今日中に注文したら15%オフだよ!」とメールしてきた某通販サイトでポチりました。予備も含めてなので凄まじいお値段です。いや、ちゃんと使えるなら大したことない値段なんですが、ポキポキ折れると心も完全にへし折られるような値段です。それでも、P○とかに基板発注するよりはよほど安いんですけどね。。。そうか、そういう考え方もあるのか。とするとエンドミルの10本や15本は誤差の範囲か……
今回は、1回目は深さ0.2mm、送り40mm/min、くらいの設定でした。スピンドルは24V弱くらいだったかな? 8000rpmくらいだと思います。まぁそれなりのうるささはありますが、騒音というほどじゃないです。深夜でなければ夜でも削れます。もう少し静かなら良いんですが。箱の表面に触れてみると、結構振動しています。鉛でも貼れば静かになりそうですね。スピーカーにタイルとか貼るオーディオマニアの気分も少しはわかる気がします。
Vカッターは強度的に余裕がありそうですが、切削対象の平面度が重要になるのがネックです。木材とかなら一旦太いエンドミルで表面を削ればマシンに対して平面を出せますが、銅張りガラエポではそんなマネはできません。スクエアエンドミルの場合は刃長0.5mmとすれば、±0.15mmくらいの歪みならエンドミルで吸収できます。まぁ、目で見える歪みだとそれどころじゃないでしょうし、そうなるとエンドミルもポキポキ折れるんでしょうけど。。。
送料ケチってamazonでチープな銅張り買うんじゃなく、秋月とかで扱ってるマトモそうなやつを買ったほうが良かったかもしれません。送り速度とかの切削条件と同じように、基板の品質の影響も大きそうな気がしてきました。
秋月かぁ。1回ポチろうとするとアレもコレもと雪だるま式に増えていくんだよなぁ。。。
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