CAMの確認に、Vカッターで基板を削ってみました。まぁ、またしても折ったというか、欠けたわけですが。。。Vカッターは多少かけたところでサイドカットなら残りの刃が使えますし、ツール自体が付属の試供品みたいなものなので……
左下のやつです。
あちこちささくれだってたり、パターンが剥がれてたり、いろいろ問題はありますが、これはツールに由来する問題です。たぶんスクエアエンドミルで加工すればもうちょっとマシになると思います。左上のパターンはスクエアエンドミルで加工したものですが、紙やすりでバリ取りしたとはいえ、パターン剥がれとかもないので、このような品質で切削できるはずです。
当初の予定では6時間弱で加工できるはずでしたが、結局8時間前後かかりました。Z送りが予想以上に時間かかった。。。あとから計算すればまぁそれくらいかかるよね、という感じなんですが。最近こんなの多いなぁ。。。
長距離の移動はZ4で行い、短距離ならZ1で行い、Z4移動の場合はG0Z1, G1Z-0.2F2で下ろしています。余裕を見てZ1からG1で下ろしていますが、G1はZ0.25くらいからでいいような気がします。ただ、いきなりZ4からZ0.25まで下ろすとオーバーシュートが怖いので、G0Z1, G1Z0.25F60, G1Z-0.2F3、くらいで処理したほうが良さそうです。
長距離をZ4で移動させるのは、周辺のモノへの干渉対策ですが、固定ボルトをクリアするにはZ10あたりまであげないといけないので、あまり効果はないですね。次はZ10でやろうと思います。この高さはG0で動かすのであまり時間は食わないはずです。もっとも、加工エリアの中に固定ボルトがあったりするわけではないので、高いところへ逃がす意味があるのかといえば、気休めでしかないんですが。左下のキャップには接近してますが、これは切削時なのでZ4とかは関係ないですし。
とりあえず、長時間の連続可動で特に問題は出なかったので、安心して、というほどではないですが、まぁそれほど心配せずとも、動かせそうです。途中で1時間弱中断していましたが、その際はG0Z4で上げた際に送りオーバーライドを0%に設定してG1を停止させ、スピンドルを停止させました。その手順で一時停止できるので、ブロックストップみたいな機能はなくても良さそうです。
近々0.3mmのエンドミルに再挑戦の予定。輸入のエンドミルとPBのエンドミル、それぞれ1本ずつありますが、どっちから使うかなぁ。消耗する前提なら輸入を先に使うのがいいけど、国内メーカー品のほうが安心感はある。折れるときはどっちも簡単に折れるけど。
今回は送り4mm/minで処理しましたが、3mm/minくらいのほうが安心感はありそうです。まずは3mmかなぁ。加工時間3割増しになるけど。。。
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