2019年7月15日月曜日

\(^o^)/

 3mm/minでも折れるとか嫌になりますわ。。。
 折れたというか、短くなって削れなくなった、という雰囲気ですが。微妙に銅箔に傷はつけてるので、根本から折れてるわけではないようです。

 送り速度が低くて回転数が早いとツールの消耗が早くなるそうで、それが原因かなーと思いつつも、それにしたって60mm程度削って摩耗するかね?


 基板自体の歪みもあるので、ある部分は切子が多かったり、別の部分は切子が少なかったり、ツールの摩耗で深さが変わったり、高さ方向の許容幅が狭くて大変です。基板切削専用のフライスだと、自動で基板の高さに追従するような機種もありますが、それにしたってツールが摩耗して短くなってしまえば意味がありません。ツールの摩耗も同時に計測しながら切削できるようなソリューションが求められます。。。
 ツールの摩耗の計測に関しては、適当な場所に電極を設置し、通電するまでZを下げていけば計測は可能です。生基板の平面も同じように計測ができますが、加工途中で計測する場合は絶縁された場所の計測も必要になるので、電気によらずに計測する方法が必要になります。
 基板の平面は最初に計測しておいて、工具の摩耗だけ都度計測する、という手段も考えられますが、削ってる間の変形ってどんなものなんでしょう?

 まずはエンドミルの選定と、歪みの少ない基板の選定が先のような気がします。
 中国から輸入してきた傷だらけの基板よりは、秋月で売ってる基板のほうが平面度は高いと思います。エンドミルも同様に、ノーブランドの輸入品よりは、国内ECサイトのPB品とか、国内メーカーのブランド品のほうが、性能は良さそうな気がします。輸入エンドミルは耐久性が低い代わりに値段も低く、摩耗したら交換するがトータルでは安い、という戦法です。摩耗が十分に低速な場合はそれでもいいんですが、1回の加工の間に使えなくなるほど摩耗されては困ります。

 まずはエンドミルを買い足して、あと秋月で銅張り基板を買って、あとベッドの平面出しをもっとちゃんとやって、かなぁ。
 捨て板を貼って表面を削れば平面は出るんでしょうが、今度はワークの固定の問題が出てくるので、そのあたりをどうするか。ワークの大きさが固定ならそれに合わせて作ればいいんですけど。


 なかなかうまくいかないっすね。。

***
追記

 しばらく様子見たところ、ちゃんと削れてた。


 基板の反りで削れたり削れなかったり、といった感じのようだ。
 反り対策でいうと、まず外形を加工して最小限の大きさに切り出して、それをネジで押さえつけたら、浮く場所は減りそう。
 とりあえずうまく加工できているようなので、しばらく様子見。試しに掘ってるだけなので、銅箔が残ってもまぁ気にせず…
 3mm/minで彫ってるけど、他の人はF100くらいで彫ってるらしい。オリジナルマインドの紹介だとVカッターでF300とか。F3は遅すぎ。。。オリジナルマインドの製品だとスピンドル7000RPMらしい。
 とりあえず今回の切削が終わったら様子見で早くしてみよう。3時間弱で3分の1くらいなので、まだまだかかるけど。F30で送れれば今の10倍早く加工できる。この大きさなら1時間で終わる。ぜひとも早くしたいものだが。。

0 件のコメント:

コメントを投稿