2019年7月4日木曜日

いろいろ

 最低限G00/G01を出せるようにはなったので、テスト用の木片の平面出ししてる間に妄想タイム。


 ラスタ画像をNCコード化するソフトは、ラスタ画像(2値化画像)であれば何でも読み込むので、電子回路に限らず、いろいろ使える。よくある使い方だと、表札とか。イラストソフトで漢字書いた画像を読ませれば、そのまま出力できる。はず。
 ギアみたいなモノだと、Fusionで3Dデータ作ってFusionのCAMを使ったほうが便利だけど。表札とかもFusionで作れないことはないけど、Fusionのテキストはかなりアホ仕様なので微妙なところ。


 フライスは樹脂ケースに入れたので、粉塵による汚染はかなり減った。蓋開けたときとかに少し出たりするけど、その程度なら問題なし。
 防音性は皆無だねぇ。フライスの筐体から樹脂ケースに振動が伝わってうるさい感じ。ダンパーとか入れたい。ゴムマットとかかってきて敷けばマシになりそう。真面目に防音しようとするとそれこそ鉄板とか使うような話になるので、あまり凝ったことはできないだろうけど。
 せっかく箱が密閉されてるから、窒素パージとかやりたい。最悪発火点に達したり火花が飛んだりしても、酸素がなければ燃えることはない。CO2とかでもいいけど、窒息系を使おうとすると自分が窒息するので、エアコンディションの監視ツールが必須になる。N2なら酸素濃度計があればいいのかな? CO2だと酸素濃度とCO2濃度の両方を監視する必要があるはず。空気中の窒素を濾し取って供給するタイプの窒素生成器でパージすれば、部屋の中のトータルの酸素・窒素比率は変化しないから、筐体からリークしても影響は無いはず。でもハッコーのN2生成器だと安い方でも15万くらいするから、気軽に設置できるようなものじゃない。それにコンプレッサーとかも必要になる。気体分子を分離するんだから大変なんだろうなぁ。それに供給量はさほど多くないから、箱の中全体を窒素パージしきるにはかなりの時間が必要な気がする。15分くらいかかるんじゃないだろうか。


 箱の中に手を入れてみると、ちょっと暖かい。15-30Wくらいの発熱があるはずだから、まぁそこそこの発熱はありそうだ。開放で使ってたときは発熱はほとんど気にならなかったけど、空気の対流があったからだと思われ。密閉空間だと暖められた空気が逃げる先がないから、どんどん熱くなる。箱の表面積が結構あるからある程度のところで平衡するだろうけど。


 試しに自作キーボード用のスイッチを買ってみた。んで、3Dプリンタでキートップを作ってみた。


 思ったよりいい感じ。最初はフライスで文字を削ろうと思ってたけど、3Dプリンタの時点で文字を彫ってみたら、ちゃんと造形できた。キーの上面が底面になる方向だけど、この程度の面積ならサポートなしでも綺麗に出せる。
 フィラメントは0.25mくらい、時間は5分強、といったあたり。
 今回は余りのクリアを使ったけど、実際に出すときは黒のフィラメントになるはず。その場合は白の塗料とかを入れればコントラストも十分なはず。
 元々はキーにLEDを埋め込んで、モード選択スイッチとかにしたかったんだけど、それは大変そう。面積以外にもいろいろ問題点があるので、当面はキーと別にステータスLEDを付ける方向。
 このキーは2.54mmピッチじゃないけど、恐れることはない!俺にはCNCフライスがあるのだ!!という感じのテンションで。
 CNCで基板を削れるようになったら、まずはCNCのコントロールパネルを作らなきゃなぁ。せめてJOG操作だけでも本体の近くでできるようにならないと、作業性が悪い。DROの表示とかも欲しいと思ってたけど、手動で操作するわけじゃないし、せいぜい原点出しのときに読む程度。液晶パネルとかでもいいかなーとか思ったり。
 CNCフライスを、PCにスレーブさせるか、スタンドアロンで動かすかで、必要なコントロールパネルもだいぶ変わる。スタンドアロンで動かせれば、離れた場所において騒音を減らしたりできるけど、スレーブだといちいちNCプログラムをUSBメモリとかに移動しなくていいので、扱いが簡単。スタンドアロンは作るのが面倒。スレーブはうるさい。どっちもどっち。


 そんなこんなで、気がついたらこんな時間か。CNCフライス、結構うるさいし、今日は平面出しで終わりで、CAMから吐いたコードのテストは明日かな。

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