久しぶりにKiCADで遊んでました。
いきなりQFPとか使うのもアレなので、とりあえずPICでLチカする回路。パターンは裏の片面で、実装密度はかなり低めです。3Dレンダリングだと両面スルーですけど。
しばらくFlatCAMで開けなくて苦戦してました。以前から、MBEで出したガーバーやKiCADで出したガーバーが、「絶対に開ける基板データ」と「絶対に開けない基板データ」があって、ソフトウェアに関係なく、データによって違い、かつFlatCAMからはなんのエラーも出てこない、という現象に遭遇していましたが、なんのことはない、全角文字が含まれたパスは開けない、というだけでした。
昭和どころか平成も終わったこの時代に今どきファイル名のマルチバイト文字でコケるとは。。。海外製フリーソフト侮りがたし。
とりあえずFlatCAMでツールパスを出してみましたが、どうしても浮島が発生してしまいます。浮島を切削する機能もありますが、あまり使い勝手がよくありません。
あと、工具がΦ0.3mmなので、2.54mmパッド間に1本も通せません。パッドの間を通せないのはかなり痛いです。
このあたりは工具やクリアランスを調整しながらいろいろ試すしかないですね。
いちおう、FlatCAMでNCコードを出すことはできそうですが、将来的に使い続けるかは微妙なところです。とはいえ、他に使えるソフトウェアに心あたりがあるわけでもないのでなぁ。
例えば、KiCADからSVGで保存→適当な解像度でラスタ画像へ変換→OpenCVで輪郭抽出&オフセット、オフセットされた輪郭線をGコードへ変換、みたいな手順を取れば、少なくともSVGを切り抜くNCプログラムは作れるはずです。もっとも、SVG→NCプログラムができるフリーソフトは探せばいろいろあるんでしょうけれども。
基板加工するのに買ったフライスだけど、Fusion360のCAMが使いやすいせいで、基板(2D)加工のハードルが相対的に高くなってる。。。
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プラスチックケースをポチったので、それが届くの待ち。かなりデカイのを買ったので、制御基板とか集塵機も一緒に突っ込めそう。まず部屋に置けるかが問題だけど。
集塵機(というか粉塵の分離部)は、いわゆるサイクロンを3Dプリンタで作ろうと思ったんだけど、フィラメントが30-50mくらい必要になる。ちょっとなー。とはいえ、市販の部品だと背が高いので箱に入らない。
DIYだと木工系の人たちがよく作ってるけど、木の粉塵に比べて、ガラエポとかの粉塵はかなり軽いはず。サイクロンで分離するには相当な角速度が必要になりそうな気がする。ちょっと吸った程度でそこまで速度出るだろうか? ボルテックスチューブほどではないとはいえ、かなりシビアな気がする。Fusionって流体シミュできたはずだなーと思ったけど、別ソフトなのね。結構な値段。
木材を彫り込むなら粉塵量が多い割に粉塵自体は重い、ガラエポを削るなら粉塵は軽いが量は少ない、という感じなので、木を削るならサイクロン、ガラエポを削るなら適当なフィルタ、みたいな使い分けがいいのかも。
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