2019年6月30日日曜日

切削

 今日は出かけず、切削をしてました。まぁ、NCフライスなんで、動かしてる間は暇つぶしをしてただけなんですけどね。


 表面をミニルータ用のΦ10mmのフラットエンドミルで0.8mmくらいの深さで削ったあとに、1/8"のフラットエンドミルで0.2mmくらい削りました。10mmのエンドミルだとパス間で微妙な段差が出ていました。底面は綺麗な直角にはなっていないようです。1/8"のエンドミルはパス間を狭くしているので、ほとんど気になりません。



 木材なので、強度の粗密があり、柔らかい部分は多く削れ、硬い部分はあまり削れず、きれいな平面にはなっていません。
 また、板自体の反りがあるので、固定を外すと弧を描きます。


 裏面キャップボルトのザグリ&貫通、裏面荒削り、裏面仕上げ、表面キャップボルトのザグリ&貫通、表面荒削り、表面仕上げ、で、かなり手間が多いです。表の荒削り以外は1/8"のフラットですが、切込みが1mmくらいなのでかなり時間がかかります。10mmのフラットは切り込み4mmに設定したので、単純計算で4倍早いです。径が大きいぶん送り速度も高く設定できるので、深さ1mmくらいなら350mm/minくらいまでは出せそうな感じです。
 早送りも。600mm/minくらいまでは動きましたが、それ以上だと位置決めの誤差が出てきます。たぶんステッピングモーターが脱調してるんでしょう。オープンループなので一旦ずれると延々ズレるのが難点です。

 制御ソフトは、だいぶ安定して動くようになってきました。今日1日削った範囲では、誤動作はしていません。
 ソフト・ハード共に改善点やあれば便利な機能とかはいろいろありますが、とりあえずは使えるようになってきたかな、という感じです。


 いいかげん防塵ケースが欲しいと思って、試しにアルミ押し出し材のフレームを設計してみました。材料費6千円弱という感じです。押出材自体は安価なのですが、ブラケットが材料費の過半を占めます。箱をつくろうとすると16個とか24個とか、数が必要になるので、結構な値段になります。
 とりあえずは1x1材を買ってきてテキトーに組んで透明なシートをタッカで止めて、という感じかな、と思います。あんまり細かい木材だと組むの大変なんだよなぁ。
 適当な樹脂ボックスに突っ込んでもいいかな、と思ったりもしてます。そのまま押入れとかに押し込める利点があるし、好きなところに運んで使えるので、防塵のみならず利便性の向上が図れそうです。2千円~3千円クラスの箱でも十分な大きさが買えます。ただ、箱に入れると前後左右に壁ができるので、ワークの取付時とかは結構不便かもしれません。一回り大きな箱を買えば、作業空間が増やせて、電源やら集塵機やらも一緒に収納できそうですが、本格的に邪魔になりそうですね。

 加工中はうるさいし、イヤマフつけると耳が痛いし、そろそろNCフライスにも飽きてきそうな頃合いです。作業環境の改善は飽きを先送りする意味でも重要です。
 あと、ワークエリアが狭いのがなぁ。。。部屋片付けるの面倒がってとりあえず狭い場所にも置ける小型のヤツ買ったばっかりに。。。

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