2019年8月22日木曜日

AWS Ground Station

 [AWS Ground Station(簡単に衛星をコントロールしデータを収集)| AWS](https://aws.amazon.com/jp/ground-station/)

 こんなことやってたんだなぁ。

 今の所、オレゴン州とオハイオ州に地上局があるらしく、現在拡張中。
 帯域はS帯(3GHz前後)の上下、X帯(20GHz前後)のダウンリンク、だそうだ。
 もちろんAWSなので、AWSの他のクラウドとの連携も可能。ストレージに保存したり、機械学習で解析したり、とか。
 利用料金は、帯域幅(RFの?)が54MHz以下なら1分あたり3ドル、それ以上なら10ドル、他オプション、みたいな感じらしい。小型のキューブサットで1回のウインドウが10分とすると30ドル、1日5回のパスを受ければ150ドル、くらいの感じか。
 料金例だと、例えば大学に設置した地上局のトラブルで復旧に1週間かかる、という場合の予備として使う場合は1500USD弱だそうだ。あるいは、ビジネスとして衛星からデータを下ろす場合は、月1650USD/年19800USD、といった想定らしい。


 商業衛星にガッツリ使うか、学習用衛星の初期運用で使うか、といった辺だろうか。さすがに大学衛星の地上局として使うにはちと高い気がする。

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 ところで、最近公式サイトが全部404になってる某大学の衛星関連、イベントのときのプレゼン資料とかによると「キューブサットを勉強で使う時代は終わった!科学ミッションを乗せる時代だ!!」みたいなことを言っているらしい。そりゃまぁ古参はそうでしょうけど、最近の大学衛星の惨憺たる結果をみるにつけ、科学ミッションメインの時代になったと言うには早いんじゃないかなぁ、という気がする。


 amazonでキューブサットの製造受託とか始まんねぇかな。amazon.comで部品選んでカートに突っ込んでクレカで支払いすれば半年程度で打ち上げられて、prime会員なら1週間以内に打ち上げ、とかw
 でもまぁamazon.comでポチれてニューグレンで打つなら、ユーザー機器は載せられないだろうなぁ。安価・省機能な衛星をニューグレンで打ちつつ、バス部分だけ通販して、それはユーザーが打ち上げを行う、みたいな感じになるんだろうか。

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