2019年9月2日月曜日

ドップラーキャンセラ



 cancellerってぐぐると宰相って出てくる。なるほどなぁ。
 でも英語圏だとcancelerのほうが使われてるっぽい。cancellerだとスペルチェック警告が出る。でも日本語圏だとcancellerのが使われてそう。

 とりあえずある程度実装できた感じ。
 ガンガンFFTかけてるからめっちゃ時間かかる。。。8192ポイントとかだと微妙に早い気もするけど、結局待たなきゃいけないのは変わらない。6250ポイントだと250k/6250=40でタイミング的によろしい。
 SDR#だと250kspsの上は1.024Mspsで、512kspsとか256kspsが設定できないの地味に不便。1Mspsだとサンプリングレート高すぎてウインドウ内で確実に2GiB制限食らう。250kspsだとFFT後の分解能が微妙に低い。

 上の画像は昨日夜のNEXUSのビーコンをキャンセラに通した結果。全部だと大きすぎるので後半は省略。
 横軸は1コマ10秒、縦軸は1コマ1kHz、1行で1分。
 NEXUSは2kHzくらい下に出てる。
 一番左上は受信レベルのヒストグラム。-2kHzに大きなピークが出てる。+2kHzあたりの小さいピークは地上由来のスペクトル。ドップラーキャンセラで地上の(固定周波数の)スペクトルはある程度消える。1チップがアホみたいに長い周波数拡散信号という感じ。

 ドップラーキャンセル後のスペクトルでオフセットが取れるので、もう一度周波数を動かせばCWをDCに持ってこれる。あとはLPFで平滑してやれば受信強度のグラフが作れるので、Ris/Fallを検出できればCWのタイミングとか長さも拾える。
 SNRが十分に高ければIQファイルから自動でCWデコードしてASCIIで出せそうだけど、ちょっと厳しいねぇ。

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 ウチの受信環境、なぜか北側がやたら強く受信できる。南側は天頂付近にならないと入らないくせに、北側はほぼ仰角0度まで受信できる。仰角20度くらいが一番強いかな。仰角1度/2800kmくらいでもわずかにスペクトルが見える。さすがにSNR悪くてCW見分けられるほどじゃないけど。
 家の南側にアンテナがあるので、屋根の鉄板がいい感じに集光してるのかも。

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 ゲイン最大とはいえ、サチるって。。。違法局滅ぶべし。

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追記



 違法局マジ滅びろ。

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追記

 CUTE-1.7とSEEDS-II。





 妨害を受けている方がSEEDS。
 画像化のゲイン決定を最適化すれば、妨害を受けていないときの輝度を最適化できそう。

 電子戦の様相を呈してきたな。おらワクワクすっぞ!!(しない(違法局滅びろ

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追記

 NEXUS



 北上のパスで、パケットモードで運用されていた。31分30秒あたりでパケットモードの運用を終了してCWモードになっている。さすがに北海道から見ても仰角が低いのでうっすらと見えるくらいだけど。
 ほとんどの区間でパケットなのでスペクトルも帯域が広い。
 CWモードでもSNRが悪い場合は輝度の自動設定がうまく動かない。もっと上手いアルゴリズムを考えなきゃ。

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