2019年11月27日水曜日

ダブルタンク



 試しにタンク2本を配置。結構ギリギリだけど、構造的には成立しそう。
 中央にクロスが入ってるので、これが流量のネックになりそう。まぁ、排出ポートが(ry
 中央にクロスが入ったことで上下方向がかなりシンプルになって、空間効率がかなり改善した。タンク上部に75mmくらいの空間が作れる。25%くらい増えた。ただ、当然ながら配管周りの空間が減ったので、ここに入れる予定だったサブミッション(下面が指定された機材)の配置は考える必要がある。
 タンクの両側は、結構空間があって、幅72mmの基板に15mmくらいの部品を片面に乗せるくらいのスペースは稼げる。それが高さ200mm、さらに両側。あとタンク上面の空間。アビオ・サブペイロードの空間は十分にありそう。
 サービスポートは後方に立ち上げてるが、同様に前方を立ち上げて一端を閉じたチューブをつければアキュムレータとして使えるはず。ただ、前方と後方で噴射特性が変わってしまう。サービスポートを前、アキュムレータを後ろにして、後ろ向きの噴射(前進方向のベクトル)を強化したほうがいいかもしれない。

 タンクは1本あたり0.5Lの容量なので、充填率100%にすると推進剤だけで1kgになる。ウェット質量の制限がmax1kgなので、そこまでは充填できない。そもそも完全ブローダウン方式の予定なので、押しガスの空間を確保する必要がある。
 例えば充填率が50%だった場合、噴射初期と終盤では押し圧に2倍の差がでる(当然、終盤のほうが推力が低い)。推力は下がるが、推進剤を吹いた分、質量・慣性モーメントも減少するから、推力の低下と質量の低下が釣り合うような充填率を設定すれば、制御が楽になる。
 実際には探査機自体の質量がどのくらいになるのかが問題なので、ドライ質量が0.7kgになってしまうと充填率は30%が上限となる。個々の部品の質量はさほど大きくないが、組み上げたときにどのくらいの質量になるのか。。。

 もうちょっと構造を考えて、来月頭あたりに部品発注かけよう。
 ただ、構造を作ったとしてもアビオ側を作らないと制御試験ができないのがネック。やる気になれば数日もあれば試験に必要なプログラムは作れるだろうけど、やる気を出すのが大変。。。まぁ、部品買って目の前に積まれれば嫌とも言ってられないし、手を付けるはず。お金もったいない駆動開発……

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追記
 これのブラケット、FDMじゃ作れねーぞ……

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