2020年12月25日金曜日

小ネタ

 ミネベアミツミが公式にAmazonで販売開始と聞いてストア開いてみたら、ベアリングとか売ってるわけじゃないのね。。
 Amazonでも中国輸入メインにNTNとかのベアリングもいろいろ売ってるけど、大きさとかパラメータ指定して検索できるわけじゃないので、モノタロウとかに比べると探しづらい。液晶モニタとか、大きさの範囲をある程度指定して探せたりできるので、やろうと思えば同じような仕組みでFA機器もフィルタリングする仕組みも作れそうだけど。

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 グラボ載せ替えたいなーと思って物色中。CPUとグラボが5万ずつなのにゲーミングPCが14万なのが解せぬ。
 CPUも結構古い世代だし、本体まるごと買い換えたいなー。いろいろデータ溜め込んでるし、HDD増やしたりしてたら25万くらい行きそうだ。PC買い換えるならUPSとかNASも入れたいし……とか考えてるからどんどん値上がりしてくんだが。
 無停電電源装置、パワー・サプライなのでUPS。輸送大手はユナイテッド・パーセル・サービスで、これもUPS。時々間違えるUSPはユニバーサル・セルフローディング・ピストル。略称って間違いやすいよなぁ。NTSBとNTSCとか。結局正式名称から覚えるのが早いっていう。開口合成と合成開口みたいな、正式名称でもよくわからなくなるヤツもあるけど。「開口合成で合成開口」ね。

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 いろいろ構造考え中。いまいち良いのが思いつかない。FDMだと重力がつらい。人類の宇宙進出はよ…… 無重力(or微小重力)で架橋構造作りやすくなったとして、入り組んだ構造が少し作りやすくなる程度でしかないので、精度が必要な部分では使いづらいままだろうなぁ。
 焼結、14年頃に特許切れて「安いプリンタが大量に!」みたいな話になってたらしいんだけど、5年経ってもホビー用だとほとんど出てきてない感じ。高価格帯のやつだと数百万~数千万くらいの機種がいくつか、という感じか。金属を造形できるガチの業務用もいろいろ出てるようだけど。

 FDMみたいな、大きなヘッドを動かす方法だと、慣性とかバックラッシとかが避けられないけど、SLSみたいな光学的な方法だと、ガルバノのヒスとか除けば、精度高く造形できそう。ということで光学系の3Dプリンタ安くならんかなーと思ってるわけだが。レジンは安いのもあるけど、準備や後処理が面倒だし、収縮とかもあるので、いまいち手が出しづらい。

 YouTubeにあるオープンソースなSLSプリンタ、材料に砂糖を使ってるのが面白い。適当な融点で、入手性が良くて、毒性がなくて。1種類のパウダーを敷いてレーザーで溶かしてるだけなのでカラー表現はできないけど、着色済みの粉砂糖を使えば色々な色で作れるだろうし、性能良くなって簡単に使えるようになったら面白そう。
 SLSプリンタを開発する過程で使いやすいパウダーとして砂糖を選んでいるだけなので、レーザー出力とか入手性次第で樹脂に移行していくんだろうけども。砂糖に印刷してお菓子を作る、という用途だと、インクジェットで固めていくほうが良さそうだなぁ。フルカラー印刷できるから表現性高くなるし、溶かさないから固くならず食感もいいだろうし。
 このあたりは食品用プリンタ作ってる会社が入ってくると早そう。既存のフード用インクジェットプリンタの下にパウダー敷き詰める装置を追加する感じで。フードプリンタ、30万弱か。パウダー敷き詰める機構追加して、50-100万くらいで砂糖菓子を印刷する機械作れないかな? インクジェットだと1面印刷するのにも時間がかかるし、数百層とか印刷するのに、いったいどれだけ時間がかかることやら。解像度はそれほど高くならないだろうけど、サンドブラストならぬ砂糖ブラストで表面吹けば多少は表面処理できるだろうし。

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 Amazonでミニ旋盤が5千円で売っててびっくり。旋盤と言ってもアルミの角材にチャック付きの主軸とテールストックを載せて、刃物を置く棒が1本付いてるだけの、木工用のやつだけど。それでも、さほど硬くない木で小柄なこけしをいくつか作ってハンドメイドとしてちょっと売る、くらいの用途なら十分使えそう。
 タイミングプーリーとか追加工しようと思うと最低でもアルミ削れるそれなりの精度&剛性の旋盤が必要になってくる。さすがにそこまでは手が回らない。
 Tormachの440とか欲しいなぁ。金属削れる機械1つあると作れるものの幅がかなり広がる。ような気がする。まぁ、このあたりは本人のやる気次第なんだろうけど。アンティキティラ島の機械とか、当時マシニングセンタがあったとも思えないし。「金属加工したい? ヤスリで削れ!!」
 そういえば、中学の時の技術の先生?にもそんなセリフ言われた気がする。うーん、10年前と同じこと考えてるのか…… 進歩が無いなぁ。。。
 さすがにアルミとかステンレスの板買ってきて手動ツールでゴリゴリやってモノ作ろうと思うほどのやる気はないなぁ。

 Protolabsの動画がおすすめされてきたので見てみたけど、Haasが300台並んでると壮観だな。凄まじい。オフィスの入口にITAR controlledとか書いてあって、なるほどなぁ、と謎に納得してしまったり。
 AmazonもITAR対応とかやってるし、アメリカで大規模に商売しようと思うと防衛産業は避けて通れないのかねぇ。AzureとかOffice 365もITAR対応のやつあるらしいね。パワポ大好き米軍さんにも対応したクラウドサービス。あのひとたち、司令部との通信とか砲撃要請もチャットでやってるもんな。そりゃ機密情報ブチ込めるクラウドサーバーもほしかろう。
 もっとも、米軍がチャットを使うのは、必要に迫られて、というのもあるだろうけど、それを実現できるのは、ラテン文字を直接入力できるのが大きそうな気がする。自衛隊がそういう通信方式使おうとなったら何らかの日本語入力システムが必要だろうけど、特定の文字列に対して自動でアラーム鳴らすシステムとか使う以上、誤入力を可能な限り防げるシステムである必要があるわけで、銃弾や砲弾や土埃が飛び交ってる中で冷静に変換した文字を確認できるか?と考えると、無理な気がする。じゃぁどうするかと考えると、特に思いつかないわけだが。英語専用にするわけにもいかないだろうし。
 それはさておき。

 Protolabs、個人向けはやらないと明言してた気がするんだけど、「個人ならクレカで取引できるよ」「個人の場合は社名に自分の名前書いてね」と書いてあるので、個人でも注文できるようになったのかな? それとも元からできてたんだろうか。
 もっとも、Protolabsは追加工とかはやってくれないはずだし、そういうのが必要ならミスミとかで買えということになるんだろう。
 ミスミもいつの間にか個人でも登録できるようになっているらしい。正確には個人事業主が対象なので、厳密には税務署に書類を出して個人事業主として登録する必要がある。「個人でも個人事業主扱いで売ってくれるよ」と言ってる人もいるけど。

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 3軸のマシニングとかで、適当なステンレスパイプをコレットで咥えてTSC流す、みたいなことやってる人いないかな? 何種類か曲げ角を変えたパイプを加えておいて、スピンドル回しながら吹いて、壁とかについたチップを洗い流すような使い方。必要性特に思いつかないけど。
 スピンドルにプレッシャーの折ペラつけてブン回してチップを飛ばしつつ、ATCで交換可能、ってやつ、個人的にはいいアイデアだなーと思うんだけど、そういうソリューション使ってる例あんまり見ない気がする。手作業でワーク変えるならエアダスターで吹けばいいいんだろうけど、ロボットアームでワーク変えるような使い方だと、チップってどうやって処理してるんだろう? アームの先からエア吹いてるのかな。

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