2021年5月20日木曜日

小ネタ

 ここ最近、インターネットが凄まじく遅い。DNS見つかんねーよ、レベル。遅いというか、そもそもパケットが通ってない。

 なんか、暑い日はダメな気がする。去年も夏場は遅かったよーな気が。熱設計失敗してんのか? 組み込み機器でサーマルスロットリングとかそんなばかな……

 光回線が開通するまでのもうしばらくの辛抱……(あと1年

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 M249 SAW

 部品点数多いのでなかなか大変。とはいえ、その分競合が少ないので、わりとデイリー1位は取りやすい気がする。ポピュラーなヤツ(AK-47とか)はプレイヤーが多いのでデイリー1位はかなり大変(取れてない


 難易度的な意味だと、M2重機関銃も結構な難易度。

 ノーミス2回やるのめっちゃ大変。。。反復練習あるのみ。


 WoGsは部品の配置とか移動方向がまちまちで慣れるのが大変だけど、機械的な構造として有り得ないような分解・結合には(ほとんどの場合)ならないので、普通に手元にある機器を分解したり組み立てたりするのと同じ。部品が宙に浮いている分、部品選ぶのミスしやすいけど、立体的に置いてあるのでゴチャゴチャしなくて済むし。適切な手順で組み立てないと進まないので「なぜか部品が余った」となることもないし。

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 暑い季節になってきたし、いいタイミングなので、部屋のサーキュレーターの掃除。せーのっ!

 コイツ、背面のグリルが本体として一体成型されてて、小さい穴に配線通した上で突き合わせスリーブで圧着してあるので、電装系を取り外せない構造になってる。せめて前後グリルとファンだけでも分解できたら丸ごと水洗いできて楽なのに、前面グリルとファンしか外せない。

 チャチャッと風当てて乾かせば多少濡れたところで……とも思わなくもないけど、スリーブの中とかに水はいると簡単には乾かないだろうし、電装系内部に水溜まると嫌なので避けたいところ。

 とりあえずコンプレッサーでざーっと吹いて終了。組み立てはツメはめ込むだけなので簡単。同時に買った扇風機(同じメーカー)は早々にお亡くなりになったけど、コイツは結構長持ちしてる。といってもまだ3年か。扇風機が死ぬのが早すぎたんや……

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 新しいDIGA、基本的には古いやつと同じ操作感だけど、細々違うところも多々。

 録画を見ていて、シークしたときにシークバーが表示されないのが地味に不便。古いほうだとシークバーが一定時間表示されたけど、新しい方は常に表示or常に非表示の2種類しかない(常に表示すると邪魔)。

 あと、HDD→USB-HDDへのダビングの開始処理と終了処理、特に終了処理が異様に遅い。ダビングの処理自体は古い方より早くなってるけど、トータルで見ると大して変わってない。そして終了処理をやっている間は(ダビング画面を表示していると)一切の操作が行えないので、かなり不便。ダビング処理中に別の画面に入っていれば、ある程度の操作は行えるのだが。


 古い方のファンは、交換部品がamazonで売っていたので、注文(届くのに結構時間かかった)。チャチャッと交換して久しぶりに起動。とりあえず問題なく動いてそうな感じ。

 ファンのラベルに書いてある型番は同じで、シリアル番号のマーキング(位置やフォント)も似てる。ただ、レコーダに入ってたファンより、注文した部品のほうがシリアルが若い。まぁ、経年劣化で壊れるような部品も入ってないだろうし、古いからと言っても特に問題はないはず。採用終了で余った在庫を放出してるわけじゃなくて、QCで弾かれたやつか流通に乗ってたやつを出してきてるのかも。サプライチェーンぇ……

 とりあず、ファン停止で落ちなくなったので、これで安心してUSB-HDDから録画を移動して、新しいレコーダに移動できる。あと、騒音問題も解消したし。

 ……根本原因が直ったなら新しいの買う必要もなかったのでは? まぁ、折角の機会だしね。中途半端に延命してHDDとか壊れても嫌だし。

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 基幹ロケットの将来構想の第2段再使用というのを見かけて、3段式ロケットの復権来るかなぁ?とか考えてみたり。第1段は当然として、第2段も準軌道で自然に落とす(たぶんでっかい風船とか展開するんであろう)。LEO衛星はキックステージで周回軌道に乗せる。2液キックエンジンを載せた衛星であれば、自力で軌道投入できるけど、LEO衛星だとそういう設計にはなってないし、静止衛星だって電化されてる昨今だと大きな加速度は稼げないしなぁ。

 HTV-Xみたいな大きなΔVを前提としたペイロードであれば、ロケットは準軌道(遠地点数百km、近地点80km、程度)までを担当して、最後のひと押しは自分で加速(スラスタ吹けないときは制御できないんだから安全な海域に(第2段と一緒に)落とす)、みたいな運用はあり得るだろうけど。とはいえ、「衛星側の自動シーケンスでスラスタ吹けなかったので安全海域に落下します」は嫌だよなぁ。最低限300kmくらいの軌道に入ってれば数時間-数日かけてトラブルシュートして復活させられる可能性もあるわけで。

 まぁ、順当に考えれば、2段式で軌道投入して、第2段が健全であればレトロ噴射やって降ろす、というH-IIBみたいな運用になるんだろうけど。

 ロケットの最上段の再使用は、ここ最近で急激に話題になった「コントロールドエントリ」とは全く別の、国家安全保障の話が付随してくるので、無闇矢鱈と手を出すとよそからの目が……って話があるのでなぁ。まぁ、その領域に手を出してないのって日本くらいだし、今更という感じもしないでもないが(というか普通はソレを目的に宇宙開発をやってたわけで)。

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 某Webメディア、ライターに宇宙ガッツリ強い人がいて信頼性高かったんだけど、最近違う人も宇宙関係の話題書くようになって、内容がちょっとアレ。ライドシェアのビークルで「わずか1時間で軌道を100km変更できる」というような性能がさもすごいことのように書いてあったり。

 まぁ、記事のヘッダにライターの名前書いてあるから、本文読む前に名前確認しておけば済む話。


 宇宙機は日常感覚とはだいぶ離れた乗り物なので、クルマとかバイクと同じような感じで記事を書くと全く的外れになることがある。どんなに高性能なビークルを作ったところで、軌道変更(円LEO→円LEOの遷移)には必ず約45分かかる。少なくとも、重力制御とか瞬間移動とか、SFっぽい技術が作られない限りは、1分で円軌道間を遷移する、みたいな乗り物は作れない。はず。

 燃料消費量を無視すれば短い時間で円軌道間の遷移を行えるけど、ロケット2機分の燃料が必要、レベルで、マジで燃料の無駄遣いなので、ふつうはやらない(できない)。そもそも短時間で軌道遷移したいなんて要求もないし。「ぼくのかんがえたさいきょうの軍事衛星」とかならそういう機能があれば嬉しいだろうけど、そんなの実現できるなら衛星を使う必要もないし(瞬間移動や重力制御ができるならそれでヒコーキを作るべきだ)。


/* イプシロンのPBSって軌道遷移能力どれくらいあるんだろう? カタログスペック的にはΔV300-500m/sくらい出せそうなので、500kmの円軌道から1100-1500kmの円軌道くらいまでは行けそうだけど、ユーザーズマニュアルだと近地点を数十km落とすような使い方しか乗ってない。固体段の誤差をかなり多めに見積もってるのか、それとも既存コンポーネントの流用で安く仕上げようとしたら必要以上にオーバースペックになってしまったのか。SSO→SSOだと軌道面の変更とか必要になるから実用的じゃない、ってことなのかな。 */

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 STM32G4をブレッドボードでLチカ。

 QFP32でHSI48入ってるやつだと外部クロック無しでUSB DFUが使えるので楽。電源周りが面倒だけど。

 最近はSTLINK-V3入りのNucleoで遊んでたせいで、USB DFUが異様に遅く感じる。USB FSって遅かったんだな。

 マイコンに焼くときは昔のNucleoを割ったSTLINK-V2を使ってたけど、V3は割れなくなったので、単体でSTLINK-V3を買いたい。が、V3SETはわりとそれなりの値段するし、V3MINIはコンパクトだけど配線の引き回しが。。。1回変換ケーブル作っちゃえばいい話ではあるんだけども。

 システムブートローダ、いろいろ気を使わなくちゃいけないので最近はあんまり使ってないんだけど、書き込みもprintfデバッグもUSB1本で接続できるのは楽よねぇ。USBケーブルの硬さゆえの取り回しの不自由さはあるけど。

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 ためしにSi5351を叩いて遊んでる。わりと簡単にいろいろな周波数を作れて面白い。レジスタがちょっとごちゃごちゃしてるけど。

 本来の用途は、1つの水晶から複数のタイミングを生成するのが目的らしい。最大8chまで出せる(パッケージによってバリエーションがある)ので、例えばCPUとUSBとEthrとHDMIにそれぞれ個別のクロックを、みたいな。オーディオDACとかCPUのOC向けに、動的な周波数変更もグリッチ無しで行えるので、アマチュア無線の自作HF機のLOに使ってる人とかもいるみたい。あるいは、正弦波をロジックICでドライブし直して(LC LPF経由で)直接CWを出すトランスミッタを作ってる人もいるし、ミキサと組み合わせてIQを取り出してdsPICでAM/FMの復調をやってる人もいる。


 スペック的には2.5kHz-200MHz(4.9桁)の範囲を出せる。ただ、112.5MHzを超える周波数を出そうとするといろいろ制限がある。電子工作レベルだと、基本的には100MHz以下あたりで使うのが無難。RF扱うのでなければその程度でも十分だろうし。むしろRFに使わない電子工作用途だと使い所が微妙だけど。

 データシートを眺める感じ、ワンタイムROMに設定を書き込めば、コンフィグをロードせずに発振できるらしい。電源ONで直ちに周波数拡散したクロックを生成する、みたいなこともできそう。ただ、ワンタイムROMに焼く方法は書かれてない。専用のライタとか必要なのかな? I2C乗ってるんだからそこから叩けそうな気もするけど、PROM用高電圧云々とかあるのかな。

 本来の用途で使う場合は、Silicon Labsが配布(要ユーザー登録?)してるユーティリティソフトでコンフィグを生成するらしい。そうでなく、自分でパラメータをいじりたい場合は、アプリケーションノートを参考にする必要がある(各レジスタの説明も、データシートではなくANに記載されてる)。


 Si5351シリーズの一部の製品は、外部から電圧制御を行うことでVCXOみたいな使い方もできるらしい。とはいえ、外部クロックとは同期せずにフリーランするから、細かい周波数調整が必要な場合はフィードバック制御が必要になる。例えばビデオ信号の受信で、送信側に同期するために使うような用途を想定しているらしい。

 ワンセグチューナの基準クロックに突っ込んで、衛星のドップラ追尾に使えないかな? 制御回路クッソ面倒になりそう。。。そもそも秋月やストリナのボードだとVC非対応だしな。amazonでいくつかボード売ってるのでどれかVC対応のやつありそうな気もするけど。

 VCの帯域幅は10kHzくらいあるらしいので、マイクに直結したら50MHz帯の狭帯域電話とか作れんのかな?とか考えてみたり。マイコンのDACから適当に変調した信号出しても面白そう。まぁ、電波出すといろいろ大変なので、やらないほうがよさそうだが。


 発振中に周波数を変更したときの図。

 I2C SCLにトリガ、ch1(黄色)とch2(紫)で1MHzを発信させておいて、コマンドでch1を2MHzに変更している。しっかり位相ロックしてゼロクロスで周波数が変わるので、整数倍の周波数を設定すれば以降も位相ロックされたままになる。


 位相は180度or任意を選べる。任意の場合は最大で50nsくらいまでの遅延を設定できる(角度ではなく時間で指定)。90度ずらしたいなら5MHzが下限。


 FMラジオとか作ってみたいなーと思いつつ、RFフロントエンド作るの大変そうだなぁ。アナログ回路は徹底的に避けてきた電子工作人生だからなぁ。

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