いや、もっと有名な業績あるだろ。
ロバート・ワトソン・ワット。いつも名前忘れる。というか最近物忘れが著しい。「この間まで覚えていたということは思い出せる」みたいな感じ。
ほら、あれ。円周率で有名なやつで、ラスベガスじゃなくて……
ポーカーチップとカード4枚に食卓塩で求める円周率か。どこぞのYouTuberあたりがやりそうではあるが。色んな方向から怒られそうな気もする。
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何年か前だと米軍(陸軍や空軍)が「テレビゲーム世代の若者は遠隔操作が上手い」とか言ってて、最近も戦車の新人教育で「テレビゲーム世代は操縦法を細かく教える必要がないから楽(意訳)」とか話していたけど、民間でもようやくそういう話が出てきた感じが。
民間で建機だったり、商店の品出しとか、遠隔ロボット経由の作業が増えてくると、使いやすいインターフェースとかプロトコルも色々開発されて、やがて米軍等も自分たちで開発せずにそういうのを買うようになっていくのであろう。LMとか「戦場でも5G通信使えるようにしようぜ」とか言ってるから、民間で開発した5G通信網を使う遠隔操縦システムとかもそのまま流用できそうだ。
こういう遠隔操縦みたいな作業が身近になっていくと、軍の無人機等を見て「コンピューターが戦争をしている!」とか言う人もが減ってくれたりしないかな。/* 米空軍の退役軍人が「俺たちは法律や交戦規定に従ってドローンを使用しているんだ。テレビゲーム感覚で遊んでるわけじゃないし、ましてやコンピューターが勝手に戦争をしているわけじゃない」という内容の本を書いていたけど、日本語版の本にはムーアの法則がどうのこうのとか本の中身を読んでいないとしか思えないような「解説」がついていたからな。。。 */
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久しぶりにDCSで遊んでる
なんとなく、HUDを見ちゃいけないという気はしている。ガンクロスとかFPMで見えないような微妙な操作でもしっかり相対位置に効いてくるので、相手機体との位置変化を打消すような細かい操作を入れていくほうが安定する。
操縦が下手なのはラダーペダルとVRゴーグルがないのが悪い(いや、スキルが無いのが悪い)。
HUDを見ないように意識したら、HUDが見えない視野でも操縦できるようになってきたので、僚機を大きく見えるようになって、位置変化が分解能高く把握できるようになった。変化からのフィードバックが遅いのでふらふらするけど、このあたりは練習次第で多少はマシになるはず。
相手機と自機で同じ兵装。翼端に120C、その内側に9X、2x 500lbJDAM、燃料タンク、センターラインにECMポッド、顎にAAQとHTS。慣性が大きいのでロールやピッチがかなりマイルドになるし、空気抵抗が大きいのでスロットルを絞れば素直に速度が抜ける。かなり操縦しやすくなる。ただ、描画アイテムが増えるのでゲームとしてはカクカクして、トータルの操作性は大して変わらないかな。
いつ「お客様の中にパイロットはいませんか」みたいな事態になっても対応できるように、練習を怠ってはいけない…… パイロットがオムレツを食べたり、毒蛇に噛みつかれる可能性もあるからな。
怪しい伝説とか、最近のYouTuberとか、本物のフライトシミュレータで「素人が旅客機を着陸させてみた」系の検証がいくつかあるけど、通信さえ確立できればわりとみんなちゃんと着陸できてるんだよな。ヤバい事態に巻き込まれたらとりあえず通信の確保が最優先。たぶん通信機は常に使えるように設定されているはずだから、緊急事態を宣言すれば誰か近くを飛んでる人が答えてくれるやろ。通信機が壊れたら……うーん、懐中電灯? モールス符号がわからないだって? まったくこれだから最近の若者は。戦闘機パイロットも女子高生を見習いなさい! とはいえ、マイクが壊れた無線機でも通信できるモールスは強いんだよなぁ。やはりモールス符号も勉強しておくべきか……
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MathNetのFourier.Forward問題、試しに愚直なFFT実装とMathNetで速度比較。適当な乱数データを変換して処理時間を表示。
左側のHy-VではMathNetがめちゃくちゃ遅い。シングルスレッドの愚直FFTにすら負ける。foreachで回したときとParallel.Forで回したときの速度差がかなり小さい。
逆に、実機で比較した場合はMathNetの圧勝。実機とHy-Vでは実行速度に数倍から数十倍の差がある。
実機でもHy-Vでも自前FFTの処理時間は似ているから、単位時間あたりの計算量は同程度と考えられる(Parallelは実機のほうが早いけど、実機の12C20Tに対してHy-Vが10C10Tの違いに由来するはず)。
今回はComplex[4096][4096]のジャグ配列を順次FFT処理していて、単純にデータだけで256MiBになるので、キャッシュメモリ(実機L3で25M)には到底入らない。ということでRAM読書速度の影響を受けるはずだが、実機とHy-Vで愚直FFTの計算速度が同じということは、それ以外の場所がボトルネックになっていると考えられる。
原因がわからないのでなんとも言えないけど、Hyper-Vでは数十倍遅くなる処理がある、と言うのは頭の片隅においておいたほうが良さそうな気がする。
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あんまり関係なさそうな気もするけど、double[]のMaxとかComplex[]の加算がめちゃくちゃ遅い。Maxをforeachで自前実装したり、Complex+=をReal/Imaginaryに分解してdoubleでバッファして最後にnew Complexしたりすると、21秒くらいかかった処理が3秒まで短くなる。
Hyper-V環境のdoubleとかの周りの処理はパフォーマンスが悪化するような変なバグが有るのかもしれない。
曰くプロセッサの互換モードを有効にしているとパフォーマンスに悪影響があるそうだ。ハードウェア支援が得られないのでAESとかで特に影響が大きい。が、少なくともGUIで見える範囲では互換モードは解除してあるので、今回とは関係ないはず。
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ワンセグのアレ
128/63Mspsで中心周波数を受信してとりあえずパイロットを使ったイコライズまで。左がイコライズ前、右がイコライズ後。上からセグメント1、0、2の3個。サンプリング周波数で決まる帯域幅は4.7セグ分があるけど、中心周波数でサンプリングしているので、セグメント全体が見えるのは3セグ分しかない。ひし形のマーカーがついているのはAC1とTMCCの位置。このサンプルはたぶんダイポールアンテナで受信したやつだったと思うんだけど、64QAMもかなり綺麗に見えてる。
今回は直近のパイロットしか使っていないのであまりきれいには補正できない。時間的に平均して周波数的に線形補間して使えばもっときれいに補正できるはず。ただ、クロックエラーが多少有ってコンステレーションが常に回転していくので、時間的に平均化するなら回転速度の平均値も必要になって、結構複雑な処理になってしまう。とりあえずQPSKだけ見えれば十分なので、直近のパイロットだけを使う方針。
ただ、パイロットの回転速度を計測できれば、それを水晶にフィードバックして送信所のRbに同期できる。比較的精度のいい28.8MHzを作ったところで、それを何に使うかの問題があるけれども。
とりあえずコンステを表示するくらいの処理は、信号処理としてはかなり手軽な部類な気がする。十分なSNRがあればGI相関も離散的な処理ができるし、あとはただのデジタル信号処理。QAMだとデマッピングが大変そうだけど、QPSKならそれほどでもない。TMCCは言うまでもなく。
が、これ以降の処理は、RF信号処理ではなく、ゴリゴリの信号処理の分野になる。誤り訂正とか色々。
RF信号処理は随時適当な場所で中間データをグラフ化すれば正常に動いているか(orどこでおかしくなったか)が一発でわかるけど、信号処理はかなり長い部分がブラックボックスになるので、デバッグが大変そうな気がする。
途中経過とか結果がわかっているサンプルデータがあればそれを使ってデコーダを書けるんだけど、個人相手には配布せず、企業には有料での配布らしい。ARIBのドキュメント(日本語版は有料配布、英語訳版は無料配布)といい、この分野はなかなかつらいものがある。ISDB-Tは規格制定が'99年だから、英語版だけとはいえPDFで配布されているだけありがたいと思わなくては。。。
東アジアのテレビ放送が複雑過ぎる件。日本方式の日本、中国方式の中国、アメリカ方式の韓国、欧州方式の台湾。地政学的な勢力図を焼き写した感じだ(小並感
次世代地上デジタル放送、NHK技研が開発しているやつの資料を眺めてるけど、なかなか凄まじい話だな。4096QAMとか、コンステを最適化したAPSKっぽいやつとか。帯域幅は6MHzを維持。ガードバンドが減った分でトータルの帯域幅は微増(5.57MHz→5.83MHz)。ただし移動受信向けが0.43MHz→1.5MHzへと増えるので、固定受信に使う帯域幅は減少。OFDMのセグメント構成が変わるので、移動受信に9セグメントが割り当てられて、ワンセグという名前も使えなくなる(画質次第でワンセグ放送も可能らしいが、その場合は0.16MHzしか使えない)。もちろん移動受信・固定受信とも互換性は無し。
1990年代からはすれば、歩きながら携帯電話でテレビが見られるのは未来そのものだろうけど、今の時代にわざわざ1.5MHzの帯域を割り当てるに値するかというと微妙な気もする。個人用途というよりは車載用途を想定しているんだろうか。それにしたってモビリティの変化とか受信料の問題とかいろいろありそうだ。コネクテッドカーならそもそも通信機能なんて標準装備だからネットワーク経由でコンテンツを持ってこれるだろうし。
素人考えだとISDB-TでHD(DC成分)を放送して、4K/8K向けには別の帯域で高周波成分を放送するみたいな感じにすれば互換性を維持できるけど、帯域幅が余計に必要になるから電波が逼迫している昨今は電波屋からは受け入れられないだろうし、新型のテレビも売れなくなるから家電業界からも受け入れられないだろうな。
過去を振り返ってみると、モノクロ→カラー化は互換性を維持したわけだけど、そのせいで我々現代人(あるいは未来人も含めて)は29.97fpsとか59.94fpsなんていう中途半端な値を延々使わされるハメになったので、適当なタイミングで全く別の仕組みを導入するのは、将来的には便利にはなるんであろう。
ワンセグチューナーで地上アナログ放送って受信できなかったのかな? 帯域幅が圧倒的に足りないけど、横方向がちょっとぼやけた白黒TV(無声)みたいな感じで受信できそうな気がする。
NTSCが出せる電波源か…… はやぶさ2のDCAMを借りてくるしか…… おっ、こんなところにファミリーコンピュータが…… あれ? もしかしてHackRFみたいな広帯域のSDRを使えば無改造のファミコンから映像信号をPCに取り込んでロスレスでデジタル映像化できるのか?? ファミコンはVHFなのでワンセグチューナでも直接取り込めるけど、帯域幅が足りない。ドングル3本でバンド幅合成するみたいな逃げ道が無いでもないけど。
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小ネタ中の小ネタ
Echo Buds、最近はWin11にペアリングして、1日に1-2時間程度使うような運用なんだけど、ケースの電池が異常に消耗する。使っていなくても2日くらいでケースの電池が0%になって休眠モードに入る。Windowsがスリープ中は電池が減っている様子はなくて、Windowsが起動中はどんどん電池が消耗していくので、無駄な通信が多発しているんであろう。短時間しか見てないけど、金属缶(蓋付き)に入れておけば消耗が少ない気がする。毎日充電するのと、毎日金属ケースに保管するの、どちらが楽か…… ケースにアルミテープを貼るって手もあるか。高級自動車のスマートキーでもあるまいし、なんでこんな気遣いが必要なんだ。。。
マシニングセンタの小物加工の自動化、具体的にはテーパーホルダでワークを自動交換できる規模。大きな棚を横に設置して巨大な機械でワークを交換しているのを見ると、ワークとツールをひとつのマガジンに混載すれば楽なんじゃねーのって気が若干してくるな。ワークはヘビーツールと同じ扱い。ツールの準備ステーションからワークも出し入れする。例えば200本級のマガジンに、ワーク75個/ツール50本とか、ワーク25個/ツール150本とか、加工内容に応じて調整できる。ワークの外径が10cmくらいに制限されるのと、ツールチェンジャが運んできたワークをテーブルに移動するための追加のロボットが必要になるのが欠点。とはいえ、追加で塔を立てて巨大な機械で動かすのに比べれば、小さい多関節ロボット1個追加する程度の改造で対応できるはず。ツールチェンジャからスピンドルを経由してテーブルに移動。テーブル側にホルダを数個置いておけば複数個を並列で加工できるし、テーブル側のホルダに旋削ツールを置いてワークをスピンドルにつけておけば旋削もできる。
どんぶり勘定で、水1kgが持つ熱エネルギーは1KあたりTNT1gくらい。例えば3kgの熱湯から70℃の温度を取り出すと、TNT換算210gくらいのエネルギーになる。手榴弾1個がTNT換算100gから200g程度なので、沸騰型加湿器には手榴弾1個くらいのエネルギーが入っている。自然冷却でゆっくり冷えるなら問題ないけど、例えば誤って倒して中身に触れてしまった場合などは、一瞬にして手榴弾に近いエネルギーを体で受け取るので、超危険。くれぐれも注意しましょう。
ちなみに、1キロカロリーはTNT換算1グラムになります。じんるいども! 過去24時間に体内に取り込んだエネルギーをTNTで概算して畏怖するがいい!!
カップ麺とか食べようとすると、熱湯のエネルギーがTNT30g前後、麺のエネルギーがTNT500g前後、くらい。熱湯のエネルギーは意外と小さいんだよな。エネルギー交換が高速に行えるので危険ではあるが。
熱い飲み物を飲んでしまったとすると、一口でTNT0.5g前後、黒色火薬だと1g程度か。爆竹の装薬量が1粒あたり0.04g弱だそうだから、まぁ、ヤバそうだ。/* 日本語版Wikipediaの黒色火薬のページ、鉱山で火薬を使った最初の例としてスロヴァキアが書かれてるけど、正しくはフランスじゃないだろうか? */
Hyper-Vの中と実機間(両方Win11)でファイルのコピーができなくなった(もちろん拡張セッションは設定済み)。原因は不明。テキスト等は問題なくコピペできている。エクスプローラーでCtrl-C/Ctrl-Vが効いてない感じ。
右クリックして「その他のオプションを表示」から従来形式のメニューを出して、そこで「コピー」をクリックし、実機側でも同様に「貼り付け」を選ぶと、コピーできるようになった。一旦コピーできれば、以降はCtrl-C/Ctrl-Vでもコピーできる。
ググっても似たような症状が見当たらなかったのでメモ。





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