マルチ対応・異世界銃撃ラーメン店経営シム『Dino Ramen Express』正式発表。ラーメン配達のためには時を超え、仮想世界にも向かう - AUTOMATON
すげー世界観だ。
ニデック、牧野フライス側に回答 TOB巡り「誤った認識」 - 日本経済新聞
日本企業が日本企業を買収する上で、相手企業から反発された手続きについて「海外では少なくない」という言い訳をするのはなんだかなぁ。
元々MHIの工作機械部門を買ったのって、自社製品を作るための機械自体を自社で作りたいみたいな話だったはずなんだけど。まあ、その製品自体売上がボロボロだし、その製品の売上に期待できなくなった以上、工作機械部門は分離して売り払うか、あるいは他のメーカーも取り込んで工作機械部門で稼げるようにするか、みたいな話になったんだろうか。とはいえ、単に買収を仕掛けて工作機械部門の売上を増やすにしても、いろいろな会社を買収してそれぞれ独立した状態で存続させたってなぁ。最終的に、本業は工作機械部門に投資できるほど稼げず、それぞれに維持した会社は開発能力が低下して、結局それぞれの会社が存続できなくなって、日本の工作機械メーカーの多くが吸収された挙げ句潰される、みたいな結果になりそうな気もする。あるいは企業価値が落ちたところで中国かどこかに売り飛ばされるか。
【レビュー】プレーヤーに恋したら、禁断の“DAC交換沼”にハマった - AV Watch
交換した端から1ヶ月と持たずDACが死んでいく、という症状。「愛着があるから何度でも交換し続けられる」みたいなこと書いてあるけど、そこまで愛着あるならちゃんと修理しろよ、という気がするのだが。特定のチップを様々な経路で買ったのに交換した端からどんどん壊れるって、そのチップが原因じゃないような気がする。例えば電源系が劣化してチップにストレスを掛けている、とか。
他のライターの記事しかり、AV Watchって時々変な記事がある気がする。はたから見るとオカルト雑誌みたいな雰囲気だったりするし、それがさも当たり前のように書いてある。
DIPとかSOPみたいにピンが並んでいるチップを剥がすならホットエアーよりホットピンセットのほうが作業しやすそう。ホットエアーだと周囲を巻き込んで加熱するから周辺に電解コンデンサとかがあると劣化させてしまう。ホットピンセットに幅広のアタッチメントをつければ特定のチップのピンだけを選択的に加熱できる。周囲を劣化させる心配がないし、マスキング等が必要ないから作業も楽になる。
17億年前の原子炉: 核宇宙化学の最前線 (ブルーバックス 720) | 黒田 和夫 |本 | 通販 | Amazon
久しぶりに紙の本を読んだ気がする。
「オクロ現象」を理論的に予言した人の自伝みたいな内容。1988(昭和63)年に出版された本。裏表紙を見ると内容の簡単な説明があるけど、バーコードがないのがちょっと違和感(ISBNは書いてある)。
東大大学院で核(特に放射能泉)を研究している間に第二次世界大戦を迎え、その後は米国に渡って研究を行っていた人。ただ、いわゆる「オクロ現象」とか、タイトルの「17億年前の原子炉」に関する話題はほとんど出てこない。前書きにも書いてあるとおり、このタイトルは編集部の意向が強いので、内容にはあまり関係はない(理論の話はあまり出てこないという程度であって、どうやって考えてこういう理論を作ったかと言うような話は出てくる)。4章まではラノベみたいなペースでサクサク読める。古い本だけど古臭い感じはほとんどしない。5章は著者が提案している仮説の説明で表や数字が多い。
日本への核投下は台風の影響で数日遅れていた。トリニティ実験で発生した放射能を含む雲は広島への投下前に日本へ到達していたから、日本の科学技術が十分にあれば、核兵器の投下前に核兵器の実験成功を把握することができ、投下される前に降伏することが可能だったはずだ。日本は軍事力だけでなく科学技術力でもアメリカに負けていた。というような話が最初の方に書いてある。/* トリニティ実験は長崎に投下されたインプロージョン型の起爆実験なので、広島に投下されたガンバレル型の核兵器とは構造が違い、ガンバレル型は構造がシンプルなため事前実験が必要なかった。もしアメリカが構造のシンプルなガンバレル型のみを作っていた場合、事前に核実験を行う必要はなく、その場合は日本から放射性物質を検出することは不可能だったから、原子核分野の科学技術力が十分にあったとしても、事前に把握できるかは五分五分。あるいは、ガンバレル型だけを作っていたら、その起爆実験を行ったのかもしれないけど */
大学院を出たあとはアメリカへ渡ったが、当時日本はGHQ占領下にあって、日本はいまだ敵国という扱い。アメリカは敵国の人間であっても優秀な人材には永住権を与え、将来的には米国籍を与えることを想定していたようだ。それが移民国家としてのアメリカの強み。ただ、その後は人種問題や、あるいは安価な日本製品が輸入されることでアメリカの製造業が破壊されるとして、研究者としての立場も厳しくなってきた。
***
Delta ForceのアプデをSteamで入れようとすると90%くらいで止まって、インストール先(E\:)のアクセスはほぼ0%、C\:のアクセスは書き込みでほぼ100%でレイテンシ1secとかになる不具合が発生。とりあえずWindows再起してC\:とE\:の両方のファイルを削除して、Steamからファイル破損検知が出るので一旦アンインストールしてから、再インストールをしようとすると、インストール先(E)の空き容量不足のエラー。最初の不具合もこれが原因かな? アップデートってインストール先の空き容量とか気にせず始まるのな。で、書き込みできなくて変な処理が走って(エラーログの出力とか?)Cドライブに大量の書き込みが発生するらしい。
Steamの仕様なのかDelta Forceが特殊なのかわからないけど、一旦更新を始めると中断ができない。キャンセルもできないし、Steamを起動したら勝手にインストールが始まるから、また90%に達した段階でCへ大量の書き込みが始まる。Steamからアンインストールの操作もできなくなるから、更新を中断するにはOSから関連するファイルを丸ごと削除するしかない。
今シーズンはロケットや衛星みたいなイラストが多いね。言いたいことはいくつかあるけど。衛星落とすのそんなに簡単じゃねーよとか。とはいえ、LEOの軍事衛星を想定しているのであれば、軌道維持のための燃料は大量を積んであるだろうし、比推力の良いスラスタも積んでるだろうから、ある程度残燃料が残ってれば、あとはクラッキングさえできれば簡単に落とせるようなものなのかな。軍事衛星は墜落地点をある程度コントロールしたいだろうし(敵国近くに落としたくない、できれば海のど真ん中に落としたい、等)、コントロールドリエントリも最初から想定しているのであれば、落とすのは簡単かも。昔のKHだって国旗や写真フィルムを特定の場所に落として回収していたわけだし(小さいカプセル程度とはいえ)。近未来の世界観なら軍事衛星の軌道維持は電気推進がメインになっていそうな気もするけど、緊急観測用の軌道操作(衛星寿命をある程度犠牲にしてでも解像度を稼ぐために高度を下げたい)とか、あるいはリエントリ用に化学推進も積んでいるはず。落ちてくる塊がでかすぎじゃねみたいな気はするけど、とはいえ大型のロケットが実用化されれば軍事衛星だってデカくなるだろうしな。というか今でも軍事衛星って結構でかいし。
ロケットは、地上系(タワーとか)はStarship/Superheavyっぽいけど、ロケットはNew Glennっぽいし、フェアリングをつけたまま回収するのはRocket Lab'sのNeutronっぽい感じ。
上昇中(わりと高高度)で爆発したロケットの残骸がそのまま落ちてくるのはちょっと違和感がある。例えばCrew DragonのIn-Flight Abort Testを見てみると、爆発した炎は上向きの円錐形になる。液体燃料は爆発地点で最大の火炎ができて、残りが上昇しながら燃えるので、上向きの円錐。反対に、固体燃料を積んでいると破裂した燃料が燃えながら拡散しつつ上昇していくから、下向きの円錐になる(例えばDelta IIロケットの動画)。上昇速度が遅い領域で爆発した場合は、例えばCygnus Orb-3の例があるが、液体燃料はその場で爆発するが、高温になったガスが上昇するので、どちらかといえば上向きの爆発になる。全体として、ロケットが爆発した場合、直ちに火の玉が降り注ぐわけではなく、ある程度上向きの運動量を維持した爆発になる。
***
GARMIN foretrex 401のバンドを固定するラグがボロボロ(インサートで割れてる)なのと、バンドのベルクロが劣化しているので、どうにかしないとな、と思って、試しに外側のブラケットを試作。
裏面のUSBポートや電池カバーのあたりは切り欠きにしてあるから、ネジを外さずにアクセスできる。
全体的にかなり大きくなる。あとボタンが押しづらい。この案は却下かなー。
内側
裏側のケースが剥がせるならそれを作り直したほうがいいかな、と思ったけど、裏側のパネルに全体が張り付いている感じの設計。まあ、そりゃそうよな。電池とか全部裏面に付いてるし。
GPSアンテナ、ちっせーのな。Garminの製品だし当たり前だけど、ちゃんとトリミングしてある。
401を買ったのが2015年夏頃なので、そろそろ10年か。当時2.4万円で買ったもの。
最新機種だと801の正規品が4万ちょっと、901の並行輸入が13万くらい。901は弾道計算機がついてる(スマホ依存?)。801の正規品は日本語表示できる。
401はもう十分元は取ってるから買い替えてもいいとは思いつつ、新しい機種は割と良い値段するしなぁ。あと、やっぱりCoD4 MWとか遊んでた世代としては401以前の丸っこい見た目が好き。それを言い始めるとXGAのTOUGHBOOKとかも欲しくなるけど。10年前は結構あちこち出歩いてたけど、最近はほとんど遠出しなくなってるから、今更GPSロガーを買ってもなー、というところもある。
ただ、401って文字盤がでかいデジタル腕時計にGPSロガーがついて付加情報も色々見れる、という感じで結構便利だったんだよな。401無しで散歩してみると結構不便。時刻が見たいなら腕時計を持っていけばいいじゃないか、という話なんだけど、例えばG-SHOCKは寒い場所だと文字盤が曇って読めなくなるので、冬の北海道だと使い物にならない。時刻を知りたいだけならF-91Wに乾燥窒素を入れておくとか、あるいはoil mod的な改造でも良さそう(そもそも薄いからG-SHOCKほど冷えなさそうだし)。とはいえ、当たり前だけど401はGPSで時刻合わせしてくれるので、使うのに手間がないのよな。電池は時々交換する必要があるけど、コンパスのキャリブレとかしないなら大した手間は無いし。電波ソーラー腕時計でも安いやつだと5000円未満で売ってるし、持ち歩きできるある程度精度のある時計が必要なら、それを買うのが一番手っ取り早そう。
401を活かす方向で考えると、warrior garmin wrist caseみたいなサードパーティー製の腕につけるケースもあるけど、結構でかそう。アメリカ人のサイズなので腕が細いと使いづらそう。
割れたラグは根本から削り落として、新しく作ったラグを接着して、市販のバンドを取り付ける、あたりが落としどころかな。ただ、バンドの入手がネック。腕時計用の細いピンで固定するようなバンドだと強度的に心配。もっとゴツいバンドってどういう分野で入手できるんだろうか。
*
気まぐれでamazonでポチった安いGPSモジュール
アンテナがすごく小さい。小さいアンテナの製品を探してポチったから当たり前だけど。GPS受信チップもアンテナも小さいのに、周辺回路で面積大きいのがちょっともったいない。両面実装すれば半分近くまで小さくできそうだけど、この価格帯だと厳しいんだろうな。
u-bloxのNEO-6M、データシートのリビジョンは1が2009年だから16年前の製品か。
試しに使ってみようと思ったんだけど、USB-UART変換が見つからね。あれだけ大量に買ってるのに1個も出てこないってどういうこと。。。STM32でブリッジを作るのも面倒だし。
ここ数年は電子工作的な遊びも全くやってないし、部屋に積まれてる部品等(大半が電子部品、機械部品もいくつか)が結構邪魔なのよなー。とはいえ総額ではそこそこの金額になるから捨てるのも忍びないし。どうしたものか。
色々探したら、FT232が乗ったXBee変換基板が出てきた。XBeeって10年くらい前に使ったのが最後じゃないのか…… 適当に配線して、PCへ接続。
窓際に置いても、時刻(数秒進み)が表示される程度で測位されないので、外に出てみたら割とすぐ受信できた。やっぱりアンテナが小さいので感度は低そう。野外で天頂に向けたら問題ないとはいえ。
起動時のファームウェア情報っぽい部分に2011年の日付が出てくる。表示される時刻は3秒進んでいるから、2009年1月から2012年7月の間に初期値が設定されてるっぽいな。やはり’11年にビルドされたファームだろう。10分くらい受信してれば閏秒を更新してFlashかRAMかどっかに入れるはずだから、次回以降は数十ミリ秒程度の精度(衛星1個の場合)で時刻が出てくるはず。
やっぱりこういう小物を外に持ち出してテストしたいみたいなときに、x86系ラップトップがあると楽なんだよなー。探しておかなければ。
***
GPSの周波数・時間空間のコード探索、周波数空間(FFT)で畳み込んで、floatで処理しているけど、意外と簡単にfloatの表現範囲を超えてしまうっぽい。FFTのサイズ(例えば2^14)とかレプリカ長(2.4Mspsで2400)で10^7.6、コヒーレント積分のために4乗して10^30.4、Magnitudeを求めるのに2乗して10^61、コヒーレント積分で10ポイント重ねれば更に1増えて、という感じ。floatは10^38くらいまでなので、余裕でオーバーする。doubleは10^308程度まで行けるので、全部doubleで処理すれば問題ないんだけど、計算途中をfloat配列に突っ込んだりすると、一発でサチる。巨大な数になるのは4乗とか8乗とかになる部分が問題なので、FFTのあたりまではfloatでも問題ないけど。
GPSのドップラスキャン。周波数方向。
横軸が周波数(kHz)、左軸(青)が信号強度、右軸(緑)がドップラ周波数推定値。強度は片側1kHzの位置にヌル点があるSinc型になる。本来緑の周波数推定値は水平線になってほしいんだけど、わりと複雑な曲線になる。コードのドップラがあると直線状の傾斜が発生して、ノイズがあると非線形(Sincの逆数っぽい感じ)の曲線になるらしい。
今回は2^16ptsで処理しているので、周波数分解能は36.6Hz/lagくらい。実際に使うときは2^14ptsで146.5Hz/lagあたりかな。ドップラ推定値の初期値として100Hz以上のズレは結構でかいので、コード角速度から細かい部分を推定して数Hzくらいの精度で得られるなら、使わない手はない。
信号強度は1LSB相当にスケーリングできているはず(簡易的に、振幅mの波(IQ)に拡散符号を乗じて突っ込んだら振幅mに近い数値が得られる)。ということで、GPSの信号は1LSB程度の強度で受信できているということになる。IQ信号の信号強度のスペクトルの外側が32LSBとかそのあたりだから、GPS信号が1LSBってのはオーダーとしては正しそうな気がする。
時間方向
2.4Mspsでチップの小数部分のズレがあるとピークが小さくなるので(最大で3割くらい落ちる)、簡易的に線形補間している。2.4Mspsだと両側の傾斜を取るにはサンプル数が十分ではないので、片側の傾斜を反対側にも適用して交点を求めている。理想的には強度はSinc型になって、サイドローブの外側はゼロ付近に落ち込むんだけど、ノイズ分で浮き上がってる。
線形補間は信号強度の推定が目的ではなくて、コード位相の推定が主目的。
0 件のコメント:
コメントを投稿