How To Think About Radiation (Entering a Nuclear Power Plant) - Smarter Every Day 309 - YouTube
20年近く前にナショジオが原子力発電所のタービン建屋でエピソード1本作ってたけど、YouTuberが格納容器の上(原子炉建屋)に行けるようになったのかぁ。しかし、次回予告で後ろに立ってるセキュリティチームが普通にM4持ってんのさすがアメリカって感じ。まあ、「何かやる気なら撃ち殺すけど、それでもいいなら入ってもいいよ」みたいなこともあるんだろうなぁ。日本じゃ(というか大抵の場合は)そういうわけには行かないから、関係者以外は入れない、入るなら身元が確実な人間だけ、という運用になるんだろう。
ところで、商用原子炉で実績を積んで、その後って何か具体的に考えているんだろうか? 例えば、潜水艦にもう一度行ってみるとか。さすがにそれは無茶か。
日本とEU、大規模衛星網の構築で協力 米国依存脱却へ首脳合意案 - 日本経済新聞
タイトルしか読んでないけど。
米依存を下げてEUと協力したって、EUでまたブレグジットみたいなことが起きたら意味なくね? そこまで大事じゃなくても、どこかの国が異論を出して日本との連携を縮小するみたいな話が出てきたりしたら面倒なことになる。他国のゴタゴタに巻き込まれたくないなら国際協調ではなく、自国独力で頑張るしかないと思うんだけど。そのうえで、各国独自に構築した情報を同志国が共有する協定を結ぶ、みたいに運用で頑張る感じで。
ただ、日EUで協力する前提でコンステを作るなら、H3とアリアン6の相互運用みたいな方向性は出てきそう。片方のロケットがトラブったりキャパオーバーしたときに、もう一方に振り分けるとか。防衛関係(ある程度の冗長なコストは許容できる)で一旦H3とアリアン6の相互運用を仕様化(できれば実運用)できれば、民間分野でも指針にできる。軍事予算で作った仕様書を民間に公開してくれれば、という前提ではあるけど。H-IIAとアリアン5でもバックアップ運用(打上げ6ヶ月前までなら相互に載せ替えられる)みたいな話はあったはずだけど、実際に運用されたことはないはずだし。
去年辺りまでは、H3やアリアン6がトラブったらファルコン9に載せ替える、みたいな議論も(性能差を除けば)現実的だったけど、昨今のアメリカ(orイーロン)のゴタゴタを見てると、「いざとなればファルコンに載せ替えよう」みたいな議論は、特に国防用途の衛星では難しいだろうからなぁ。それしか選択肢がないならともかく、それに依存した計画は立てづらいはず。
白亜紀の海、イカだらけ 新手法で化石大量発見―北大など:時事ドットコム
https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/250627_pr.pdf
岩石をマイクロメートル単位で研磨しながら各層を画像化して、そこから特徴的な構造を探して層毎に重ねて3Dモデルを作って、普通に岩を砕くと壊れるような柔らかいものを探す手法。破壊的な記録だからしっかりした化石が含まれるような岩石にそのまま適用するのはもったいないけど、とはいえ化石を掘るために割ったあとの岩石をデジタルデータ化して後から処理するみたいなこともできるだろうし。処理速度次第では岩石サンプルのデジタル保存技術として便利そう。一旦デジタル化してしまえばあとは好きに加工したり解析したりできるし。輝度分解能と色分解能、あと一番大事なのはスループットか。
どれくらいの速度で処理できるんだろうか。撮影自体は、ステッパで駆動してモザイク状に撮影するとかでもなければ、ほとんど一瞬で終わるだろうし、研磨工程の速度次第な気もするけど、それにしたって岩をマイクロメートル程度削るくらいならすぐ終わりそうな気もする。あとはその精度を得るためにどれくらい慎重に(時間をかけて)処理をするか、とか。まあ、人間ができる作業じゃないし、スループットがほしいなら機械を並べればある程度は上げられるだろうから、サンプル量に応じて、といったところか。
『ゴースト・オブ・ヨウテイ』にはLo-Fiに浸る“サムライチャンプルーモード”搭載。高自由度な新システムや日本語リップシンクなどゲームプレイ映像どどんと披露 - AUTOMATON
ゲームのタイトルからして羊蹄山のあたりだけ(札幌以西)かと思ってたけど、結構広い範囲に行けるのかな? これを遊んだ人が「北海道旅行しよ~」っつって2泊3日とかで北海道一周旅行の計画をポストして突っ込まれる未来がありありと浮かぶ。
ASCII.jp:東大工学部で富野節が炸裂!ロボットの開発なんかやめましょう! (1/8)
2008年の対談の書き起こしの抜粋。
数年ごとにこの人のこういう発言(宇宙開発に否定的な発言とか)をタイトルにした記事が出てくるような気がする。
何年か前の対談の書き起こし(あまり長くない記事)では本当に科学技術とか宇宙開発を否定する意図で発言しているような印象だったけど、この記事を見る限りはちゃんと方向性を持って発言しているらしいな。
Ubisoft+、1ヶ月で解約するつもりで、6月12日に登録したから、7月11日に解約の手続きをして、解約のメールも届いたから安心してたら、翌12日に契約更新のメールが来て、ちゃんと引き落とされてた。そんなぁ。。。
後になって6月に契約した時のメールを読み直したら、「7月11日に更新するよ」と書いてあったし、解約のメールを読み直したら「8月11日までは遊べるよ」と書いてあった。
2回目の請求書によると次回更新は8月11日だそうだ。いや、もう解約してあるはずなんだけど。。。6月→7月が11日で、7月→8月も11日ってことは、ちゃんと翌月の同日に契約更新ってことで合ってるのかな? 開始日と更新日が1日違うのはシステム上の問題なのか、あるいは契約を管理する地域との時差の問題なのか。
それにしても、契約を解除してから数時間後に契約更新のメールが届くのは、ちょっとアレだよなぁ。
せっかく勝手に延長されたんだから他のゲームでも遊んでみるか、と思ったんだけど、Ubisoft+premiumで遊べるゲームってあんまり魅力的なの無いんだよな…… GRBPとかDivision/2はSteam版を買ったし。あと、2,3個インストールしようと思ったやつはアクティベーションキーを要求されて起動ができない。
UbiはWebサイトもローカルランチャー経由のライブラリも操作感が悪いし、インストールも素直に進まないし。ゲーム販売プラットフォームとしては微妙な感じだ。やはりSteamに一日の長がある(SteamとUbi、プラットフォームとしてどっちが先なのかは知らないけど)。
試しにUbiのサポートに「サブスク登録してるのにライセンスキーが要求されるのなんでなん?」的な質問を投げてみたんだけど、未だに返信がない。途中で土日を挟んでいるので実営業日では2,3日だし、質問フォームには「最近忙しいから返信遅れるよ」とは書いてあるけど、それにしても。買い切りライセンスなら多少遅れてもユーザーが怒るとかネガキャンを始めるとかその程度だけど、サブスクライセンスだと1日遊べない毎にユーザーにコンスタントに金銭的な損害が増えていくから、もうちょっとマトモに対応してほしいわね。特にライセンス管理なんてプラットフォーマーが真っ先に対応すべき問題点だろうし。
なお、6月に遊び始めた当初、ACSのプレイ時間は131時間で、契約更新時点で157時間なので、29日で26時間遊んだのか。ちょうど「ゲームは1日1時間まで」位のペースだった。
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APS-C、910mm、トリミング無し。
体感だいぶ低い高度を飛んでいたドクターヘリ。レジどころかスポンサーロゴまで読める。TOYOTAとHONDAが並んでるのちょっとおもしろいな。パイロットの口元が白いのはマスクかな。まあ、ドクターヘリだしな。
当該時刻のMode-3/A/C応答
3グループあって、上は旭川空港から離陸した民間機、中段は1200、下段はMode-C応答。
1200の応答は13分程度継続して受信できていて、途中で途切れている。どちらともインコヒーレントだけど、パルスのタイミングによっては若干の角速度が見えることがあって、後ろの方で見えている応答は角速度が下向き、前の方では下向きと上向きが両方見えている。
タイミング的に、ドクターヘリは上向きの角速度のグループだと思う。
Mode-Cの拡大
中央右寄りで上向きが旭川空港から離陸した民間機。その他に低高度を飛行している2グループが見える。
後半グループの高度応答の拡大
上の図はIQ軸(色付き線)、その振幅(黒線)と位相(灰点)が表示されているが、この位相が1パルス内で複数ポイント見えているところで、下向きであることを指して「下向きの角速度」と表現している。
パルス間はインコヒーレントっぽいけど、よく見たらコヒーレントな気もする。周波数差が大きすぎてつながって見えないだけかも。
上向きの角速度の高度応答
強度でソートするとかなり強い信号が受信できていて、ドクターヘリを撮影した時刻に一致するから、この応答がドクターヘリからのものと考えられる。
ドクターヘリの飛行高度がFL24として、当該時刻の旭川空港のMETARからQ1005を得て、このあたりの標高を差っ引くと、600mAGL程度を飛行したという結果が得られた。もっと低いところを飛んでいたような感覚だけど、それでも法定最低高度150mに4倍の余裕がある。
以前この話題で書いたAH-1と、今回のBK117 C-2(テールフィンをよく見るとそう書いてある)は、全長がほぼ同じ(AHが13.41m、BKが13.03m)。AHは対角で画角からはみ出すような大きさで写っていたのに対して、BKは水平で十分に画角に収まっているから、実際の大きさが同じ程度と仮定すると、見かけ上の大きさの差は距離の差に相当する。実際の高度差は見かけ上の距離差以上に大きいけど、これは対象との位置関係の違いからある程度吸収できるはず。
体感で結構低そうなところを飛んでいた気がするけど、実際にトランスポンダの応答を見てみると、かなり高い高度を飛んでいた。人間の目(特に素人)の距離感って相当デタラメなんだろうなぁ。
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室町時代の製材の様子だそう。
角材とか板材みたいな、製材したものって労働集約的というか、庶民が大量に消費するのって大変じゃね?って気がするんだけど、そうでもないのかな。
少なくとも床が普及するには製材が発達する必要があるらしい。そりゃそうか。ってことは、床板が敷いてあるような建物が出てくる時代は角材とかも含めて材木(を作る製材業)はある程度発達してるんだろうな。
丸太を削って形を整えるような方法だと1本の木から取れる木材は増えない。例えば、表面処理を行わない木をそのまま柱にするのと同じ程度の材料効率でしかない。板材として使った場合も同様。鋸で切った場合、例えば丸太を半分に切れば、木2本分の面積の平面が得られる。細かく切れば切るほど材料効率が改善するから、輸送コストの高い丸太をいかに低コストに使うか、ということを考えると、製材したほうが低コストになりそうな気もする。
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ビーズとか勾玉みたいな服飾品的なガラスは日本だと8世紀前半あたりから作られ始めていたらしい。ただしこの系譜は一旦途切れることになる。
光学部品としてのガラス製品はザビエルが1549年に持ち込んだ鏡や眼鏡に端を発するようだ。
長崎の商人が1620年前後に海外でメガネの製法を習得した、らしい。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhsj/54/274/54_53/_pdf
「江戸時代前期の日本望遠鏡」(2016年)
日本に望遠鏡がもたらされたのは1613年で、オランダでの特許申請が行われた1608年からわずか5年後のこと。また、アジア人で最初に望遠鏡に接したのはタイ人の1608年だそうで、使節団が望遠鏡の実演に居合わせていたらしい。
望遠鏡は遠方の目標や軍隊を見ることができるから、欧州では武器と同様の扱いをしていたそうだ。日本では戦国時代が終わって平定されたあとだから、そういう扱いは受けず、高級玩具という扱いになっていたらしい。
あとは当時の望遠鏡をいくつか調べた結果とか、考察とか。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshit/24/e/24_2401/_pdf
「機械時計初伝来の時期に関する考察 -ザビエルから大内義隆への贈り物-」(2023年)
タイトル通りの内容。機械式時計と一緒にいくつかのアイテムが持ち込まれていて、その中には「眼鏡」「鏡」「望遠鏡」のようなものもある(ただ、本当にこれがすべて含まれているかは疑問である、と)。この資料の中では主に時計を目的としているから光学系のアイテムの話題はあまり触れていないけど。
日本では鏡は反射する物の認識だけど、中国では透過する光学系(レンズとか)も鏡と表現することがああって、鏡というのは眼鏡の意味ではないか。望遠鏡はこの時点ではヨーロッパでも未発明だからありえないが、反射式望遠鏡は発明時期が早いとする説もあって、それが持ち込まれた可能性もある、みたいな感じで、光学系に関する考察はだいぶふわっとしている。
1603年の北海道に望遠鏡があるのって「歴史的に正しくない」んじゃねー?と思って日本のガラスの歴史とかを軽く調べてみたんだけど、ガラスに関しては古代の服飾品的なものとか、江戸以降の器(食器)みたいなものは出てくるけど、光学部品としての話はあんまり出てこない。もう少しあとの時代になると日本で作った望遠鏡の話も結構出てくるんだけど、最初期の話はほとんど見当たらないな。
少なくとも、定説としては1613年に献上されたものが最初らしい。その10年以上前に北海道まで持ち込まれていたと考えるのはちょっと厳しそう。
まあ、ゲーム(フィクション)の話だしね。メインストリーに関わるわけでもないし。そもそも本人が望遠鏡を使っている描写は無くて、あくまでも視界が丸くなってズームしているだけだから、そういう超能力(集中したら遠くが見える、とか)を持っている、みたいな設定かもしれないし。
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Korean Positioning System - Wikipedia
韓国も衛星測位システム(RNSS)を作るのか。数年以内には最初の1機が上がるのかな? アジア地域、日本、韓国、中国、インドと衛星測位システム(中国以外はRNSS)がたくさんあるな。それだけホットなエリアということか。。。
韓国は対北朝鮮を考えて、北朝鮮が使うGPSジャマーに影響を受けないように、みたいなことも考えているんだろうか? だとすると、軍用(政府用)の信号は特にジャミング耐性の強い信号を使うのかな。それとは別に受信しやすい民間用も出すんだろうけど。
KPS、南北非対称な8の字軌道に4機(or5機)、その中央と両側に静止衛星を3機、という何処かで見たことあるような配置。完全に経度だけ変えたような感じだ。非静止衛星の名前はEIGSO(Elliptically Inclined Geosynchronous Orbit)と言って、やってることはQZOと同じ。地上から見たらQZO、それを実現する軌道要素がEIGSO、という感じ。
カバレッジはソウルを中心に半径1000kmくらいを想定しているのかな。資料によると半径1000kmの円らしいんだけど、図で表現されたサービス範囲が少しおかしい。この図を信じるなら半径は800km未満しか無い。
図で示された範囲だと中国は北朝鮮を挟んだ2省と黄海の対岸の1省の半分程度、それとロシアの先端部、日本は九州の大部分と四国の大部分がサービス範囲内。図の「1000km」という数値を信じるなら、中国は10省の大部分が入って、北京までサービス範囲内、日本も能登半島や愛知県までが範囲内、という感じ。
どちらにしろ、静止軌道付近に7,8機も衛星を置くにしてはサービス範囲がかなり限定的な気がする。ググっても他のページでサービス範囲の情報が出てこないから、実際は電波を受信可能な広範囲をサービスエリアにしているのかもしれないけど。
カバレッジを限定してサービスを行う場合、電波のビームを細くするなら、静止衛星はともかく、EIGSOは地上との位置関係が変化するから、ナロービーム(スポットサイズが直径3000km弱)位を出そうとすると、ボディポインティングするなり、ビームステアリングするなり、何らかの工夫が必要になるはず。現実的なところだとボディポインティングだろうけど、ちょっと面倒くさそう。ビーム幅を地球と同じくらいの径にして、広範囲で受信可能だけど、カバー範囲(例えばソウルから半径1000km)の外で使うには自己責任で、みたいなシステムにするのかな?
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GPS受信アプリ
SBAS IGPを表示したり、受信レベルや天球上の配置を表示したり、といった機能を追加。
受信レベルはx LSBレベルで表示。例えば0.7と表示されている衛星は、キャリアの振幅が0.7LSBということを示している。はずなんだけど、あんまり自信ない。2~4倍くらいのゲインエラーがあってもおかしくはない。dB(LSB)とかで表示すれば、VGAに指示した利得(dB)と1対1で対応するようにスケールすればいいんだろうけど。本来はN0との差をdBで表示すべきなんだろうけど、dBの取得方法がいまいちよくわからん。適当なPRNから明らかにコード位相やドップラを変えて相関処理をして、振幅を求めるしかないのかな?
↓IGPとGPS放送値
↓IGPとGPS/QZSS(wide)放送値
どちらかといえばQZSS放送値のほうがIGPに近いかな?
IGPはMSAS, SPAN, BDS, GAGAN、あたり。もしかしたらKAASも入ってるかもしれないけど。
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The predefined global ionospheric grid point (IGP) grids. | Download Scientific Diagram
SBAS IGPの図なんだけど、バンド9/10が間違っている気がする。バンド0を数えると201個で正しいけど、バンド10を数えると238個ある(本来は192個のはず)。バンド9は数えてないけど、見た感じ似ているからたぶんこっちも違う。
SBASはそもそも公式な情報が公開されていないはずだから、仕様を調べるのが難しい。本来は秘密というか、有料で販売しているものだと思うんだけど、某国がオンラインで普通に公開しているので、これを参照している。オフィシャルな情報ではないからどれくらい信じでいいのかはわからないけど、MSAS等を含めていくつかのメッセージを復調して明らかにおかしいという結果にはなっていないから、それなりに正しい情報のはず。
あとは、ESAのWebサイトに少し情報がある。
The EGNOS SBAS Message Format Explained - Navipedia #Ionospheric information messages
バンド0から8は201個(ただしバンド8は201個目が無い)、バンド9と10は192個、トータルで2192箇所、という説明(バンド9/10の一部はバンド0-8と重複)。
なので、前述のバンド10が238個ある図は明らかに誤りのはず。
ESAの、電離圏は低緯度のほうが活発だから低緯度は高密度に、高緯度は高密度に配置している、という説明、少し違う気がする。IGPは正距円筒図法で定義しているから、実際の球面に配置すると、密度を変えないと高緯度が密になりすぎるってのが半分じゃないだろうか。高緯度地域は経度方向だけじゃなくて緯度方向も抜いてるから、低緯度地域に比べて若干疎な配置になっているのは事実だけど。
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