2019年4月14日日曜日

静止化

追記:2019/08/27
 以下の図はデータが足りていないので形は正しくありません!!(←全然気が付かなかった。。。
追記ここまで


 「つぶやきSNSかよ!」って感じの更新頻度ですね。

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 静止衛星の軌道変化をグラフ化してみました。
 ここで言う静止衛星の定義は、「現在までに収集したTLEの内、離心率が0.01未満、平均運動-1が0.01未満、軌道傾斜角が1未満、の3条件を満たすタイミングが1回以上ある」というデータです。
 TLEの収集は16年4月から始めたので、それ以降のデータです。
 現時点において静止化が完了していない衛星は表示されません。また、ある時点では静止軌道から逸脱している衛星でも、他の時点で静止衛星であれば、静止衛星として扱っています。



 グラフ左端が16年4月です。6ヶ月毎に太い縦線、1ヶ月毎に細い縦線です。

 16年6月頃に打ち上げられた2つが、Falcon 9で2機まとめて打ち上げられたボーイングの全電化衛星です。他の、大きな三角形の衛星は、おそらくすべて電化衛星と思われます。電化衛生の静止化は、おおよそ半年程度、長いと1年近く、という感じでしょうか。
 いくつかの衛星は、急激に離心率が大きくなっているものがあります。発散しているわけではないので、完全に制御ができなくなっているわけではないと思いますが。

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 さて、ETS-9はどういう感じに軌道変化するでしょうか。といっても、ETS-9の打ち上げ予定は21年度なので、だいぶ先ですけど。。

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 興味深い動きの衛星もあるので、いろいろパラメーターを変えてみたいのですが、ローカルのTLEをすべて読み込むので、ファイル数にして1800程度、TLEがトータルで200万個くらいあります。TLEを読み込むのにも凄まじい時間がかかってしまいます。まぁ、キャッシュファイル作るとかすれば高速化できるんでしょうけども。。

 さて、他に面白そうな衛星は何があるかな?

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