2019年5月22日水曜日

サーボマウント (2)



 3分割して作りました。ベースが5mm、サイドが3mmで、ベースは側面にM3のタップを作ってます。サイドプレートは左右で同じパーツを流用する設計です。もともとは2分割の予定でしたが、結局3分割になりました。
 とりあえずあちこち改善点はありますが、コンセプトとしては間違ってないかな、という感じです。
 ただ、3分割してしまうと、どう考えてもフライスで削るべき構造になるんですよね。フライスで削れる構造を3Dで出してるだけなので、平面的な(材料損失が少ない)形状なら、3Dプリンタの旨味はほとんどありません。
 分割せず、一体で作ってもいいかな、とも思いますが、空中に樹脂を置いていくことになるので、サポートがうまくいかないと破綻しそうです。
 見ての通り、かなり大きい構造なので、せっかくの小型サーボの利点が活かせません。このあたりもどうにかしたい。

 複数のサーボを組み合わせてロボットの構造を作ろうとする場合、どうしても立体的な部品が必要になってきます。FDMの不得意な分野です。
 少なくとも、小型ロボットベンチャーとかなら焼結型3Dプリンタを導入すべきですね。

 治具を作ったときに、どうしても中空が避けられず、サポートを併用して空中に樹脂を置きましたが、思ったより綺麗に造形できているので、データの作り方?次第では立体的な形状も作れるのかもしれません。嫌がらず、そのあたりも挑戦してみる必要がありそう。


 最近、急に熱くなってきました。3Dプリンタの発熱が追加されたからかなぁ。家電なんて冷蔵庫やテレビくらいしか考えてないような古い家の1室にデスクトップPCやらいろいろ突っ込んでるので、明らかに熱設計が破綻してます。電力設計も余裕が無いので、電気エネルギ→熱移動の冷却機構も追加できません。
 古い衛星バスの使いづらさってこういう感じなのかなぁ、とか同情してみたり。違うか。

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