昨日の夜はかなり晴れてたので、衛星ハントでも、と思ったんだけど、ざっと確認した感じでは撮れてないっぽい。
Starlinkを撮影できないかな、と思っていたんだけど、カメラの向きを磁北で合わせてしまったがために、衛星軌道からかなり外れた場所を撮っていた。まさかここまで影響出るとは思わなかったよ。。。結構慌てて設営してたので、次はちゃんと準備しよう。。。
画角固定でカメラの姿勢も後からてきとーに設定してるけど、地上ランドマーク2箇所(遠くの山の山頂)の位置は合ってるので、衛星位置もそう外した場所にはなってないはず。TLE自体は撮影時点で最新のものを使っているけど、軌道変更とかもすると思うので、ある程度の誤差はあるかも。まぁ、ぱっと見写ってないんで誤差も何もないんですけど。
60pで撮っていたので10万フレームくらいが2組ある。しばらく処理してやっと4万フレーム分くらいか。前半に撮影した動画は期待できないとしても、後半だけでも処理するのが大変。
動画をFFmpegで静止画にし、その画像にC#で衛星位置を書き込んで、再びFFmpegで動画に戻す、という流れ。古いPCなので処理に凄まじい時間がかかる。
動画を取りながらふと、写り込んだ恒星をスタートラッカでスキャンして姿勢を求めて衛星位置や飛行機の位置を書き込んだら面白そうだな、とか思ってた。
恒星から姿勢を求めるのは、前に触りだけやったので、できないことはない。飛行機の位置はRasPi+SDRで受信できるから、それを記録しておけば位置情報は得られる。衛星の位置を計算するのは簡単。位置情報がわかれば、姿勢に応じて画角内の位置を求めて書き加えるだけ。やってできないことはなさそう。手持ちで撮影した、姿勢がコロコロ変わるような動画に対しても、書き込むことはできそうだ。ちょっとしたARっぽいことができる。
ただ、今回はF1.8, ISO10万の光学系で撮影したけど、スタートラッカとして恒星を探せるかは怪しいところ。ただ、以前にF11, ISO10万の光学系で恒星から姿勢の変化を推定するのはやってるから、F1.8ならできないことはないはず。
Starlink、ヘッドライン見てるだけだと、結構文句言われてるっぽいですね。天体観測やってる人とか、過激な人は本当に過激なこと言うので、相手するの大変だろうなぁ。
今回打ち上げた衛星が試作で、設計変更は織り込み済みとしても、反射率とか変えようとすると下手したら構造設計やり直しって話になるので、中の人は大変だろうなぁ。
インターネット不安定エリアに住んでる身としては、次世代衛星通信網がそれなりに低コストにコンスタントな速度で使えるなら歓迎したいところなので、ぜひとも頑張って欲しい。
何日か前が嘘のように涼しい毎日で、夜は結構寒いけど、今の時期は虫も少ないし、外に出て衛星ハントは結構いい感じの時期。
衛星ハンティング用のスケジューリングソフトも作りたいなぁ。
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追記
試しに恒星位置も書き込んでみたけど、かなりずれてる気がする(オレンジ線は目視で書き込んだ)。恒星位置がこれだけズレてるので、衛星位置のマーカーも信頼しないほうが良さそう。
ボアサイトと画角の問題の他に、周辺エリアのほうが誤差が大きいっぽいので、AziEleからのマッピングに問題があるのかもしれない。まぁ、テキトーに作ったコードだからなぁ…
この動画だと恒星が少なくて分かりづらいけど、この光学系で星空を撮ったときの画像でいろいろ調整してみようっと。今日は別件にかかりきりなので、近い内に。
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