2019年7月26日金曜日

ホットシューレール

 ホットシュー用のレールアダプタを作ってみた。



 ちょっとミスってキツキツ。使えないことはないが。
 ピカティニーレールのデザインもだいぶ慣れてきた。

 公称400lmのライトを使うと、1/30sec、F1.8、ISO51200で距離100m程度なら問題ない明るさになる。ISO204800あたりにすれば200m程度までは撮影できる。
 直近なら1/5000sec、F10、ISO51200くらいで撮影できる。何に使えるかは思いつかないけど。

 暗いところで動画撮影に使おうかな、と思ったけど、よく考えたら動画撮影時にはホットシューに外部マイクをマウントするから、ここにライトをマウントすることはできない。
 それに手持ちのハンドガン用ライトを転用しているけど、コイツは輝度調整ができないので使いづらそう。でも、1/160sec、F5.0、ISO2500で2m先くらいに丁度いい明るさになるから、動画撮影とかでも問題ないかも。まぁ、何を撮るか、それが問題だ。


 アクティブで照射するとはいえ、200m先程度までは見えるから、使い方によっては面白いかも?
 ミラーレスで小型軽量なボディとはいえ、やはりデジイチとしての重さがあるので、ヘッドマウントでナイトビジョン的に使う、みたいな使い方はできない。昔、M4のトップレールに載せたことはあるけど、使いづらかった。。。


 焦点距離55mm@35mmの画角だと、ちょっと光軸が細いかな、という気がする。全体的に照射はできるけど、隅がケラれる。白いマステとかで拡散させつつISOで感度稼ぐ、みたいな感じにしたら良さそう。
 このボディ・レンズの組み合わせだとブレ補正がないので、手持ち動画撮影は絶望だけどね。あぁ、Ronin-SCが欲しくなる……


 フィラメントの消費量としては、このアダプタ単体では1.5m弱、もうちょっと小さくできそうだけど、1m未満までは行かないかな。
 独自規格が好きなメーカーなので、例にもれずホットシューも独自規格形状で、別のカメラでは使えないけど、材料費で言えば1個50円前後程度なので、カメラごとに作ればよかろう。ライトもQDタイプだからワンタッチで脱着できるし。
 動画撮影がメインの用途の場合は光軸の角度とかが良くないかもしれないけど、ちょっと光源がほしい程度なら問題ない。チップはCREEらしいので色再現性も悪くはないはず。

 一応ピカティニーレールなのでドットサイトとかも搭載できるけど、55mm@35mmのレンズに光学照準器つけても意味ないし、そもそもホットシューはアジマスの拘束が弱いからおおよその目安にしか使えないし。


 3Dプリンタが自前で有ると、こういうのを作ろうと思ったときには気軽に作れていい。ホットシューの大きさの確認用の小さいチップを5分くらいで造形して、レール付きの実際のものの造形に30分くらい。
 夜中に思いついてテストチップをデザインして、それを造形している間にピカティニーレールの図面を探してきて追加して、テストチップができたら確認して細部の寸法を決めて、造形を開始して風呂に入って、風呂から出たら完成状態で出てきている、という感じ。昼間なら風呂じゃなく昼食とか、何でもいいけど、そういう時間感覚で作れる。もう一回り大きくなると造形時間も急激に増えて、待つのが大変になるけど。
 DMMとかに外注すると輸送を入れて1週間前後かかるから、FDMの安い機械でも一つあると思い立ってすぐ作れる。逆に、「今は設計はできるけど、動作確認の時間が取れるのは2週間後くらい」という忙しい人なら、DMMとかに頼んでしまったほうが、精度とか自由度とかの点では有利。値段は50倍くらいは違うと思うけど。

***

 NCの方も細々とTDDで進めてるけど、飽きてきてる。木を削るのも飽きたし、基板を削ろうにも作りたいものもない。なにか面白そうなことはないものか。

0 件のコメント:

コメントを投稿