ついにレーザーレンジファインダーを買ってしまった。
あっというまにレールを追加してドットサイトつけたりしてますが。
工事現場とかで使うようなことを想定したレンジファインダーです。GarminのLIDARみたいな、組み込みを意図したものではないです。
スペックとしては50mまで測距できます。夜だと白い壁とかを目標にすれば50mまでは測距できますが、昼間で反射率が低い目標だと、せいぜい5mとかまでが実用で使える範囲です。
反射率が高い目標なら昼間でも十分に測距できます。例えば3Mのセーフティーベストの再帰性反射材を目標として使えば、厚めの雲がかかった昼間(6000lx弱)でも50mまでキチッと測距できます。
測距モードはいくつかありますが、1点毎に測距するモードの場合は、測距ボタンでレーザーを照射し、もう一度測距ボタンを押すとレーザーを停止しますが、アルゴリズム的には常時測距しているわけではなく、2回目の測距ボタンが押されてから測距処理を行うようです。そのため、SNRが悪い場合は測距ボタンを押してからレーザーが停止するまでに若干のタイムラグがあります。セーフティーベストをターゲットにする場合、細長い反射材に対してクロスするようにレーザーを走査すれば、反射材を使いやすくなります。
20mも離れるとレーザーの点はほとんど見えないので、ドットサイトを追加するとかなり使いやすいです。ただ、クラス2とはいえ一応レーザーなので、念のために集光するような光学系は使用していません。反射材で反射させれば昼間でも50m程度までは問題なく視認できるので、照準器でおおよその方向を定めて反射させれば問題ありません。慣れれば筐体のカドでも照準できるかもしれません。
ピタゴラスの定理を使った間接的な測距だったり、面積や体積の計算といった機能、あるいは筐体の前端や後端を基準にする、といった機能もあり、簡単にモード変更が可能です。ちょっと癖があるのでなれるまでは戸惑いますが。
1点・測距・面積・体積、は、モードが同じ限り加算・減算ができますが、ピタゴラス・連続測距の場合は演算はできません。ピタゴラスでも演算ができれば便利かな、と思ったりするわけですが。
履歴は20件まで保存できますが、時間や場所が表示されるわけではないので、あまり利便性は高くありません。とはいえ、例えば体積モードなら1回め、2回め、3回めの距離と体積を個別に表示できるので、例えば「冷蔵庫を買いたい」というシチュエーションの場合、置く場所の空間を図っておけば、幅・高さ・奥行きをそれぞれ記録できるので、いちいちメモる必要はありません。まぁ、今の時代なら測距結果の画面をスマホで撮影していけば本体を持っていかなくても済むわけですが。ファインダーも持っていけばホームセンターとかで木材だったり本棚の見本だったりの大きさを測るのには使えますが、一応レーザー機器ですので、使用する状況には注意が必要です。日本だとあまり心配はありませんが、アメリカだと実弾が飛んでくるかも((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
自分の使い方だと、エアガンの的撃ちとかだと思いますが、前述の通り昼間だと反射材が必要なので、ちょっと手間がかかります。エアガンの射程ならレンジ50mあれば十分ですね。
正直、(いつもどおりに)衝動買いした感が強いですが、まぁ1つ持っていれば面白いアイテムだとは思います。
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