
先のタイプはP/Y/R/dVの4モードが吹けるけど、これはP/Y/Rの3モード。その代わり斜めの面が無い(底面から直立した面で構成できる)ので、3Dプリンタ的に優位。
ちなみに、円はΦ145mm。つまりサイズオーバー。
確か、PISCOの水を扱える継ぎ手は、SMCより少し大きかった気がする。ただし、PISCOは操作感がとても良い。SMCは……
今回はワンタッチ継手のロックは使わない予定なので、操作感はあまり問題ない気がする。とすると、SMCの小型なタイプを採用すれば、もう少し小型化できるはず。
ワンタッチ継手はウレタンホースを使うことで締め付けられるので、金属管を入れるとロックされない。ただ、パッキンのフリクションが結構強いので、ある程度加圧しても抜けなかったりする(なにか引っ掛けたりすると内圧で簡単に抜ける程度だが)。PISCOのPTJは金属だが、ロック用の溝が刻まれてる。
今回は継手間の距離が狭く、それぞれをフレームにネジで固定する構造なので、継手間は金属管を挿入する予定。ウレタンホースは巻いて保管されるので、引き伸ばしても曲がった状態になってしまう(そして結構硬い)。ある程度キッチリ直線を出したい今回は、それはあまりうれしくない。金属管であれば、適当なアルミパイプとかを買ってきてチューブカッタで切れば真っ直ぐな接続を作れる。あと、狭いところで作業するので、開放リングを押すのも大変なことが予想されるから、ロック解除せずに抜ける金属管は魅力的。
ワンタッチ継手はいろいろなバリエーションがあるけど、FA用として求められるもの・求められないものが厳密に反映されているので、今回みたいな用途では使いづらい。オーダーメイド部品1個作るだけでもかなり特性が良くなりそう。ただ、金属加工の外注は泥沼というかパンドラの箱というか、触ったらヤバい、という気がしているので、あんまり近寄りたくない。苦い思い出がいくつか……
形状によってはDMMのナイロンとかに発注して、樹脂で作ってもいいのかもしれないけど、ちょっと怖いんだよなー。加圧試験? テストポンプ買わなきゃ…… あれ、思っていたより安いぞ…… いやいや、そんなの買って1回使ったきり二度と使わないだろうから買ったって……
ペットボトルのキャップとか、ペラペラな構造でも1MPaくらいなら耐えるので、ちょっと厚めに作っておけば樹脂でも問題ない気もするんだよなぁ。そういえばyoutubeにあった、海外のおじさんがペットボトルを圧力タンクにしてる動画では、キャップ自体もFDMのプリンタで作ってたな。怖くて真似できないけど…… あれ内圧どれくらいなんだろう?
それこそテストポンプ買ってきて試しに加圧してみれば使えるかどうかは判断できるんだよな。1万円前後のポンプ1個買うだけで金属加工外注せずに済むなら安い気もする。逆に、「やっぱダメかー」って結果になる可能性もあるけど。
どっちにしろ、水を扱うのは冬が終わってからの話だから、今すぐどうこう決める必要はない。
0 件のコメント:
コメントを投稿