
おおよそ成立しそうな気がする。大部分はM3キャップボルトで締め付けるので、工具を通すΦ4くらいの穴を延長線上に開けておけば組立作業は特に問題なさそう。1個、手で回すローレットナットがあって、そこに指が入るような空間を用意するのが大変そう。
試しに3Dプリンタ用にスライスしてみたら、フィラメント60m、造形15時間弱、くらいの感じ。結構たいへん。
せっかくなのでDMMでも見積もり。ナイロンだと2万円くらいになる。材料費だけなら5千円かからないけど、体積がデカいのでコストに響く。
XYZのナイロン焼結プリンタだと900万+税くらいで買えるのね。個人で手が出るような代物じゃないけど、Haasの5軸機が6万USDと比べると、金属加工が不要なら焼結プリンタのほうが有利な感じ。
造形エリアが帯に短し襷に長しみたいな感じだけど、それでもハンドヘルド機器のデザイン確認くらいなら十分な大きさなのか。ただ、テレビリモコンみたいな長いものだと入らない。斜めに入れれば入るだろうけど、SLSは斜めにすると段差が目立つからなぁ。
推進系の構造、一体型で作るか分割型で作るか。一体だと組み立てが楽だったり、いろいろ利点が大きそう。難点は造形が難しいので、着地時にクラッシュしたりすると全体を作り直すのが大変。分割だと個々のパーツの結合が大変だけど、逆に分割した状態である程度組み立てて最後に結合、みたいな感じにしておけば、工具の挿入とかを気にしなくていい可能性もある。部分ごとに造形姿勢を最適化できるので、サポート材を減らしたりも期待できる。締結が面倒なこと以外は利点が多い。
とりあえず分割構造も作ってみよう。
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