2020年10月29日木曜日

翼の折れた……

 × 折れた

 ○ まだ開いていない



 上からSARアンテナ(QFHが6本ついてるような形のやつ)、Lバンドアンテナ(パッチアンテナが円盤状に大量に並んでるやつ)、Cバンドアンテナ(右下)、地球センサ(左下の2個)。

 写真では底面にスラスタが8本ついてる。SLATSみたいなキャント配置。スラスタがついている方が後ろのハズなんだけど、同じ面に「Top sensors」というパーツが付いている。スラスタの真横にセンサ? ちょっと腑に落ちない。


 本来はSAP(ソーラーアレイパドル)を開いた状態で作るべきなんだけど、あまりにも細長すぎて、針金を入れようにもどうやって工作すればいいかわからないので保留。一応、本体側には針金が通る穴を開けてあるし、横のSAPはマステで軽く貼ってあるだけなので、あとから完成させられるはず(気力さえあれば)。


 ソユーズでデュアルロンチするときは直立して2機並べて打つので、もう1機分作ったほうがいいかな、とか思ったり。アリアン5で4機打ち(クアッドロンチ?)する場合もあるらしいんだけど、世代によって違うのかも。実験用は少数をソユーズで、実用機は数が多いのでアリアンで、みたいな。世代によって衛星のデザインも少し違うので、今回作ったモデルがどの世代で、ロンチビークルが何なのかは、ちゃんと調べてみないとわからない。


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 ロックバンドのガリレオ・ガリレイって北海道の人たちだったんだな。知らなかった。「ガリレオ バンド」でググって大量に出てきてイラッとしたりしてごめんなさい。文字入力面倒がってgalileo spectrumで探さなかったこちらの落ち度だ。

 spectrumって不思議な入力しづらさがある。なんでだろう? antennaとかも。単純に英語能力の欠如だろうけど。


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 名前衝突の問題、SARとSAR。Synthetic Aperture RadarとSearch And Rescue。

 捜索救難にも使える衛星とか、合成開口用の衛星、というのはあるけど、SARとSARどっちも、みたいな衛星はないはず。合成開口はいまいち使いづらいからなぁ。昨今ならGNSSがいろいろあるから、捜索救難用の信号を出すなら自分の位置もメッセージで送るほうが楽にシステム作れるはず。

 大規模な地震とかが発生して、数日経っても救助は来ず通信も復旧できない、みたいな状況であれば、崩れた建物の屋根から鉄板剥がしてきてコーナーキューブリフレクタ作って、SAR衛星に発見してもらえることを期待する、みたいなことはできるかもしれないけど。でも日本のSARはLバンドだからCCR作るの大変そう。そんな規模の災害だと国際災害チャータで観測が行われるだろうから、海外の高周波なSAR衛星に期待する、って感じになるかなぁ。CCR作って三角形に並べたところでそれを救難信号として認識してくれるかというのは気になるところ。

 災害時の衛星観測ってどんな体制なんだろうか。InSARまで自動処理だとSAR強度を目視で虱潰しに、みたいなことはやらないだろうから、CCR置いても気づかれないかもなぁ。


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