右奥のMUSES-Cが配布データの約1/36スケール、手前のMUSES-Cが36%で印刷して約1/100スケール、M-Vも配布データの1/100スケール。参考までに、1/100のQZS-2も左に。
左のQZSと手前のMUSES-Cが同じスケール。こうして並べてみると、大きさの違いが凄まじいなー。
M-Vは円筒部が1パーツ+ノーズコーンとノズルで、細長い円筒を作らなきゃいけないので結構面倒。部品点数は凄まじく少ないけど、制作難易度はそれに比例していない。のりしろの配置とかもあんまりよくない。
MUSES-Cは、100%で作るとSAPが垂れ下がってくる。補強パーツ入ってるけど、ビームが左右を貫通してないので、ちょっと微妙。効いてないわけじゃないんだけど、足りてはいない。
36%で印刷した方は、細かすぎるので補強構造は省略しているけど、小さくなった分が強烈に効いてる。むしろインクの反りで浮き上がってるレベル。
1/50のQZS-1はかなり迫力があって、適当な棚とかにおいておくとヨサゲだけど、1/100のMUSES-Cは、かなり小さくて、さり気なく飾っておくと良さそうな感じ。デスクライトの上とか、ちょっとした場所においておくと可愛い。ような気がする。紙なので発熱大きいところに置くとまずそうだけど。
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2機分のMUSES-CとM-Vは早い時間で作り終わってしまったので、以降は懸念事項だった作業スペースの照明対策に充てた。部品箱探したら余りのWS2812Bが出てきたので、アルミ角パイプに仮止めして、マイコンで調光できるようなプログラムを作成。8ピンのSTM32G031J6Mを使用。処理能力的にはヨユー。しかしピン数の少なさが如何とも。。。
タイマ2でADCを定期的に駆動し、ボリュームの値を取得、AWDで一定範囲外へ出たことを検出して割り込みをかけ、その値に応じた輝度コマンドをタイマ3とDMAでパルス幅変調を行って出力。ボリュームを動かさない限り、コアは完全にスリープしてる(システムタイマも止めてる)。まぁ、LEDの消費電力が凄まじいから多少省電力意識したところで、という感じではあるけど。
デバッグ手段がほとんど使えなくて、文字出力すらもないので、結構手間取った。とりあえず、最低限の照明として使える程度にはなった。
単純に#FFFFFF送るとクールホワイトみたいな感じで色温度高め。そのせいか体感では暗め。発熱量を考えるとそんなに暗くないはずなんだけどねぇ。
長時間点灯させていると、ある場所以降のLEDの制御ができなくなる。どこかで制御信号周りにクラック入って温度変化で顕在化してるんじゃないかと。消灯して冷やせばまた制御が復活する。
手持ち部品でありあわせで作ったので、中途半端な長さ&不便な使い心地。とりあえずはこのまま使いつつ、必要な機能を考えてみる。スイッチや電源の配置とか、設置方法とか。
線光源なので、定規とかカッターの影はほとんど出ない。一方で、普段見てる色合いとかなり異なる。演色性悪そう。普通のデスクライトをメインに、影対策で線光源を併用、みたいな使い方かな。
あるいは、照明用のパワーLEDを並べてしまうのも手かも。シリアル通信で制御しなくて済むからパワーLED用のドライバ使えば楽だし、発光効率も多少良いだろうから発熱も少なくなるだろうし。
このマイコン、SOP8なので小さく収めるには便利なんだけど、SWDとUARTが排他なのがつらい。UARTブートローダ使うべきかなぁ。一緒に入荷したL010F4Pは、安いけどRAM空間狭くて結構使いづらい。秋月で売ってるチップだと、F303K8Tが一番バランス取れてる気がする。
STM32、3.3V系なので5V電源を使おうとすると電源回路作らなきゃいけないのがちょっと面倒。個人的な経験によると5V突っ込んでもピンピンしてるけど、当然ながらabsolute maximum ratingsは逸脱してるし、SWDで接続できなかったり。
ダイオードでちょっと電圧下げて簡易的に使えないかなーとか思ったり。普通のダイオードはマイコンの電流オーダーだとあんまりドロップしなさそうな気がする。並列で適当なRつけて消費電力増やすとか? 温度依存とかヤバそうだけど、遊びで作る屋内専用なら温度範囲もたかが知れてるし…… と思ったけど、こいつハイパワーLEDの隣りにいるんだな。。。結局、受動素子追加するにしろある程度のパターン面積必要だから、下手にいじくり回すより安い三端子つけるほうが楽という結論。
STM8は5V系で使えることをアピールしてた気がする。8bitマイコンなりの処理能力しかないけど。RTOSゴリゴリやるタイプのゆるふわプログラマーに8bitはつらい。
STM32、せっかくレギュレータ入ってるんだから、もう少し上まで対応してくれれば良いのになぁ。
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