2021年1月23日土曜日

KSP/小ネタ

 そうりゅう型潜水艦。超絶静かなんだろうな。「そうりゅう」だけに。(n番煎じ

 層流でググると蛇口の写真とかイラストが出てくるけど、シンクにできた阻止円みたいな形も層流らしさがある。薄いエリアが層流、周りの盛り上がったエリアが乱流。境界層の遷移位置のイラストがそんな感じ。
 今みたいな寒い時期にお湯の蛇口を開くと、開度が一定でも(蛇口に触らなくても)ある瞬間に層流と乱流が変化するタイミングがある。冷たい蛇口が温められて熱膨張で開度が変わるらしい。とはいえ、温度差で言えばせいぜい30K程度のはずで、そこまで大きな変化になるとは思えないのだが。流量が低下してるっぽいので、水温上昇の粘度低下はほとんど無関係だと思うけど。
 蛇口の水が落下中に乱流になるのは、重力加速度の影響が大きそうだけど、宇宙とか無重力な環境だとどうなるんだろう? 重力による加速は無いにしても、表面張力とかでちぎれたりするんだろうか。さすがにISSの中で水ブシャーするわけにも行かないので、実験しようにも大変そうだ。液滴ラジエータとか、宇宙で液体出そうぜ、みたいな話もあるけど、あれは小さな液滴を大量に出すので、表面張力とかによる時間変化は少なそう。
 今の時期、寒い風呂場でシャワーから熱湯を出すと一気に暖かくなるので、液滴を空間に通して直接熱交換するのは効きそうだな、とか思ったり。もっとも、こっちは伝導だし、ラジエータは輻射なので、別の現象だけど。
 風呂入る前に石油ファンヒータを炊いておくと、エアロゾルが供給されるので、恐ろしい量の水蒸気が発生する(天井が見えなくなる)。ファンヒータを炊かずに湿度だけ上げて、途中でエアロゾルを供給すると、一気に湯気が出る。冬の露天風呂とか、周りにジェットヒーターとかおいておくといいと思う。大量の湯気が出るので雰囲気マシマシできそうな気がする。ジェットヒータだと風情が出ないと言うなら、焚き火とか篝火でもいいけど。木燃やしてどれくらいエアロゾル供給できるんだろうか? 小さい粒子を直接供給できる分、ケロシンに分がありそう。それが理由で最近の液体ロケットからは嫌われてるわけだが(煤が出ると再使用に面倒なので)。

***

 KSP、なかなかサイエンスポイントあつまらないなーと思ってたら、クルーレポートってのを書かせないとダメなのか。ということで、適当にロケット仕立てて、打上げ。近い方の衛星をフライバイして、レポート書かせつつ、戻ってきた近地点側で加速して、遠地点を遠い方の衛星の外側まで持ち上げる。離脱速度ギリギリまで稼ぎつつ、遠地点で軽く軌道修正して、追いついてきた衛星にフライバイして、またレポート書かせる。帰り道に、近い方の衛星に接近するので、また軌道修正してフライバイ。大気のない衛星だから低めを狙って近月点2.7kmくらいに投入。と思ったら、山に衝突して爆発。山が高い。。。
 とりあえず、欲張らずに内側の衛星の周回軌道に入って何週かして帰還。投入時は惑星の反対側で減速吹いて外向きの長楕円へ投入、何周か周回しているうちに衛星の半年が経過して遠地点が惑星に向くので、近地点側で加速すれば衛星軌道よりちょっと低めの周回軌道に入れる。軌道面変えるのは大変。内面制御はわりと楽。スイングバイは難しい。
 無人機を外側の恒星周回軌道に載せようとすると、夜にキックモーターを吹く必要がある。CGが真っ暗で見ててあんまりおもしろくない。とはいえ、昼間にCG画面見てると姿勢がわからなくなる。軌道の図を見ながら姿勢指示機で姿勢変更したほうが楽。
 姿勢指示器の画面で飛行機の操縦と同じようなWASD操作だけど、いつもピッチ操作を間違える。指示器の右のマーカーに向くにはD、指示器の上のマーカーに向くにはS、左右と上下の入力方向が逆。
 KSPはタイムワープを使うと宇宙機の角運動量がゼロになる。ペリジ側で液体吹いてアポジの場所を設定、スピンアップして分離して、いざアポジでキックモーター吹こうとしても、止まってる。まぁ、素直な固体モーターなので、重心さえ合わせておけば、角運動量持たずに点火してもちゃんと前に飛んでいってくれるけど。

 とりあえず進める場所まで自力で進んで行き詰まったら攻略サイトでも探してみよう、と思っていたけど、手こずってるとはいえ進んでいるので、もうしばらくは自力で頑張りたい所存。軌道計算の解説ページとかはKSPの話題じゃないのでノーカン…… 稲作ゲーで農水省が攻略サイト扱いされてるところを見ると、野田さんのサイトもKPS攻略サイトにカウントされるかなぁ。

***


 メーカーは中国系の会社。
 ミサイル撃ち込んで破片吹き飛ばすだけに飽き足らず、銃撃戦までやるのか!!!

 YouTubeのテザーにはないけど、Steamの方の動画だとHTVも浮かんでる。太陽電池全部剥ぎ取られててMLIの金色で缶ビールみたい。HTV-Xではなく、今まで使ってたやつ。

 アルドノア・ゼロの2期は宇宙でも戦闘をやってて、予め交戦予想エリアに銃弾が飛んでくるように銃撃しておく、みたいなシーンがあるけど、このゲームだとどうなんだろう? さすがに交戦範囲は宇宙ステーション周辺だけだろうし、わざわざ全部の物体に軌道伝播やったら大変なことになるだろうから、そういう遊び方はできないだろうけど。
 GPGPUで軌道伝播やれば大量の物体をリアルタイムに計算するくらいは訳無いだろうけど、ゲームの中だとGPUはグラフィックにリソース割きたいだろうしなぁ。GPUのレイトレで各種力(重力や電磁波)を計算すればかなり高精度に軌道/姿勢計算できるんじゃね、とは思うのだが。ま、そういうのはどっかの宇宙ベンチャーがやってるだろうし、ゲームメーカーがやる話題でもないだろうし。

 ところで、地上用の砲って、戦車砲とか迫撃砲を除けば、だいたいライフルで、銃弾がスピンして飛んでいくんだよな。これって、宇宙で使うとどうなるんだ? 例えば12.7x99mm弾を撃った場合、スピン軸は保存されるんだろうか? その場合、位相90度先で何かにあたったら、いわゆる「お辞儀した」弾痕が残るんだろうか。んで、撃った場所から180度先だと、銃弾の後ろから突っ込むんだろうか。「真空のはずなのになぜかボートテールな弾体のほうが破壊力が高い…… はっ!エーテル!?」
 5.56x45mmとか12.7x99mmだと初速1km/s弱なので、400x400kmから進行方向に撃つと、遠地点は5000kmくらいまで上がる。後ろに撃つと、-2500kmくらい、要するに地面に落ちる。鉛の弾体だと再突入には耐えられないだろうけども。5000kmの円軌道だと軌道周期3時間くらい。楕円軌道なら軌道周期12時間のモルニヤ軌道も近地点500kmなので、余裕で射程範囲。速度早いぶん威力も高くなる。
 APDS(APFSDSは宇宙では意味がない)を宇宙で使う場合、撃ち出す角度も注意しないと、斜めに衝突して折れるみたいなことにもなりそう。もっとも、軌道速度なら適当な金属の塊投げつけるだけで十分だろうけど。とはいえちゃんと当てないことには意味がないので、何らかの姿勢/軌道制御のスラスタはつけるんだろうな。となると、軌道上のいろいろな場所にセンサ配置して敵を探したり、自分の砲弾の軌道を精密に計測したり、ネットワークでコマンド出して軌道修正したり、するんだろうな。となると、撃ち出す側も適当な無人機でいいんだろうな。当然、相手もそうするだろうから、宇宙空間での戦闘は無人/リモートで進むんだろうな。というのが僕の考えた宇宙戦争の未来なので、結局の所、件のトレーラーみたいな、宇宙空間でAK47とか撃ち合うような戦闘はあんまり起きそうにないなぁ、と思ってる。とはいえ、戦争の極初期(開戦直前直後あたり)での小競り合いとかだと、人間が撃ち合う状況もあるだろうけど。逆に言うと、そこを超えて銃弾やら破片やらが大量に供給された場所に人間が出向くのは、あんまりない気がするなぁ。それこそカタフラクト+シールドみたいなアホみたいに硬いモノを持ち込まない限りは。そんな大量の質量を持ち込むなら小さな自爆衛星コンステ持ち込んだほうが有益だし。このあたりは技術発展とかをどういうふうに設定するかによって大幅に変わるので、考える人によって千差万別になるだろうけど。気が向いたらもうちょっと深堀りして考えてみようっと。この手の話題、ロケットから衛星まで、科学利用とか商用利用とか軍事利用が表裏一体なので難しい。「燃料補給衛星」とか話題になった衛星も、敵陣営の衛星に近づいて捕獲するとか、HEATなりEFPなり積めば破壊にも使えるし(もちろん、破壊したいだけならもっと楽な方法があるけど)。

0 件のコメント:

コメントを投稿